インフルエンザの予防接種は大人なら一回、子どもなら二回が一般的ですが、子どもが1回接種になってしまった場合は効果がないのでしょうか?
お医者さんに聞いてみました。
そもそもインフルエンザの予防接種が子供だと2回も必要なのはなぜ?
13歳未満の子供へのインフルエンザ予防接種回数は、原則として2回となっています。
大人と比べて、子供の場合は免疫力が弱いので2回接種をしないと抗体価が上がらない、つまり予防効果が期待できないからという理由です。
ただ前年にインフルエンザに罹っている場合はその時の免疫があるので、その翌年の予防接種は子供でも1回で良いという医師もいます。
また毎年インフルエンザの予防接種をしているなら1回で良いという場合もあり、実際に我が家の小学校5年生の息子は「今年から1回で打てばいいよ」と言われました。
でも“せっかく予防接種をするのだからより効果のある方が良い”ということなら、標準的な2回接種がオススメです。
インフルエンザの予防接種が子供なのに1回接種になってしまった場合は効果なしなの?
子供の体調が悪かったりして予定通りにインフルエンザの予防接種を受けられず、1回しか受けていないという場合でも全く効果がないということはありません。
ただ1回だけの接種では免疫力は弱いので、インフルエンザが流行してからシーズン終了までは効果が続きません。
そのため免疫のつきにくい子供は2回接種が原則とされています。
以前に、我が子が1回めの接種後にインフルエンザに罹り、2回めの接種はしなくて良いか?とかかりつけ医に尋ねたところ「他の型のインフルエンザに罹る可能性があるので2回めも受けて下さい。」と言われたことがあります。
他の型のインフルエンザに罹る可能性、年によっては流行シーズンが5月初めまでズレこむ可能性もあるので、やはり子供は2回接種が理想です。
でもインフルエンザワクチンは保険適用もなく自己負担…。
いくら2回目は接種料金が安くなる医療機関が多いとはいえ、お財布のことを考えると1回接種で済ませられたらいいのに…と思ってしまいますよね。
近い将来に、子供でも1回接種でOK!のお値段も高くない新しいインフルエンザワクチンが発売されると良いですね♪
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