鼻づまりがひどくなると、苦しいし、反対の鼻ばかりで呼吸するのでヒリヒリと痛くなってきてしまったり、つい口で呼吸してしまうので喉まで痛くなってきてしまったして困りますよね。そんな時に、即効で鼻づまりを解消してくれるツボやその他にも効果のある解消法をご紹介します。
副鼻腔炎に効果があるとされる鼻うがいですが、花粉症やアレルギー性鼻炎の鼻づまりも改善した人が多いです。
鼻づまりを即効で解消してくれるツボが脇にある?!
外出中に鼻がつまって苦しくて困った時に試してみてほしいのが脇のツボ刺激。
やり方は簡単で、詰まっている鼻とは逆の脇の下に500mlサイズのペットボトルを挟むだけ!すると不思議な事に、詰まった鼻が通るんです!
その理由は、脇には鼻につながる神経が通っているためココを圧迫することによって刺激が伝わって、鼻の中の反対側の鼻甲介(びこうかい)※が一時的に縮むから。ただしその効果は1~2分程度なので、即効性はありますが効果も一瞬なのが泣きドコロです。
※鼻甲介とは
鼻の中にある中央分離帯のようなもので、上中下の3本の鼻甲介がある。
この鼻甲介の間を鼻から吸った空気が通るのだが、その際に温かい空気や冷たい空気がそのまま肺に入らないように温度調節をしたり、鼻から入るゴミやホコリをカットしてくれる働きをする。
鼻づまりを解消する鼻うがいのやり方で痛くない方法って?
鼻うがいとは、鼻の中に水を入れて鼻の中を洗うことです。
聞くと「ゲッ!痛そう!」と思うかもしれませんが、きちんとやれば痛みはないですし、終わった後は鼻の中がスッキリします。
ずっと鼻づまりに悩まされてきてお医者さんで処方される薬もいまいち効かなかったという人でも、鼻うがいをするようになってから鼻づまりが治った!という人も多いんですよ。
では先日ためしてガッテンで紹介されていた痛くない鼻うがいのやり方をご紹介しますね!
【鼻うがい(鼻洗浄)をするために用意するもの】
・水を噴射する容器※
・0.9%の濃さの食塩水(水200mlに塩およそ2g)
※水温は37度くらいがおすすめです
【鼻うがい(鼻洗浄)のやり方】
- 洗面所で前かがみになった状態で鼻に噴射容器のノズルを入れる
- 顔を下に向けた状態で「ア~」といいながら水を噴射する
- 鼻の中に残った水を出すために優しくティッシュで鼻をかむ
【鼻うがい(鼻洗浄)を行うときの注意点】
真っ直ぐに立ってやると耳の方へ水が流れてきやすいので、前かがみになる
鼻に噴射した際に反対がの鼻から出さなければいけないということはないので無理をしないこと!
以上が痛くない鼻うがいのやり方です。
これまで鼻うがいというと、噴射した水を反対側の鼻から出さなければいけないとか口から出さなければいけないというイメージでしたが、噴射した鼻のほうから水が出てきてもOKとのこと。
これは鼻甲介の前の方にウイルスやホコリなどがつきやすいため、鼻甲介の前の方を軽くゆすぐだけでも汚れが取れるからだそうです。くれぐれも最初から完璧にやろうとせず、最初は鼻の中の前の方だけ洗うくらいの気持ちでチャレンジしてくださいね。
※水を噴射する容器はAmazonや楽天で購入できます
鼻うがい(鼻洗浄)の効果はどれくらいで出るの?危険性は?
この鼻うがいの効果は、軽い鼻炎の患者さんなら3日目くらいから効果を感じ、約5割の鼻づまり症状が改善するとのこと。
ただ中には、鼻うがいの刺激でかえって鼻炎が悪化してしまう人も中にはいます。
また上手く鼻うがいができなかった際、耳管のほうへ水が行ってしまった時の副作用として中耳炎になってしまう可能性も・・・。もし耳の痛み、違和感、聞こえにくいなどの症状が取れない場合は、速やかに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
その他の危険性としては、アメーバ性髄膜炎になった症例があります。(アメリカで2件の死亡例)
極めてまれな例ではありますが、念の為に煮沸消毒して冷ましたあとの水道水を使用すると安心です。
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