インフルエンザの予防接種をして接種部位が腫れてしまう人はけっこう多いと思います。私もその一人です。
今までそんなものだと思っていたのですが、ふとなんで腫れてしまうんだろう？と不思議に思って調べてみました。
インフルエンザのワクチンを接種して腫れる原因は何？
これはインフルエンザワクチンの副作用（正しくは副反応と言う）の一つ。
接種した場所が腫れるということは、きちんと免疫反応が起きているということでもあります。
ただ人によって腫れる人・腫れない人がいますし、腫れる程度もちょっとだったり腫れ上がったりといろいろあるのはなぜ？と思いますよね。
どのくらい腫れるかの違いは、今回接種したワクチンに入っていたインフルエンザに対する抗体が、どのくらいすでに体の中に入っていたかによっての差です。
結核予防のための予防接種ツベルクリンがありますが、このツベルクリンもすでに感染があるとツベルクリン反応が陽性になりますよね。この時の腫れ方が人によって違うのも、もともとの感染の程度が人によって違うから。
インフルエンザワクチンの腫れ方の違いも、このツベルクリン反応と同じです。
インフルエンザの予防接種での腫れはどれくらいで引くの？
腫れ方は人それぞれですが、早い人は接種後1時間もしないうちに腫れがはじまり、ピークは2～3日ほど。
その後は引いていきますが、長い人だと1ヶ月ほど腫れる場合もあります。
ただ中には、腕がパンパンに腫れてしまう人もいるのは事実。
このような人は、再接種をするとさらに腫れてしまう可能性が高いので、2回目の接種を勧めない医師もいます。
腫れがひどい場合は、2回目の接種をどうするか？をかかりつけ医に相談しましょう。
ちなみに2015年のインフルエンザワクチンは、3価ワクチンから4価ワクチンに変更になったことが影響しているわけではないようですが、例年よりも腫れる人が多いと感じている医師が多いとのことです。
インフルエンザワクチンの接種後に腫れがひどい場合の対処法は？
インフルエンザワクチンで腫れた時に限らずですが、まず冷やすことが有効です。
ただシップや冷えピタだと痒みの原因になってしまうこともあるので、アイスノンなどで冷やすようにしましょう。
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あまりにも腫れがひどい、かゆい、辛いという場合はかかりつけ医に相談するか、皮膚科を受診するのがおすすめです。
かゆみ止めのクリームや抗アレルギー剤を処方して貰える場合があります。
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