2014-2015年シーズンは12月にインフルエンザが爆発的に流行!子供たちの通う小学校でも学級閉鎖が相次ぎ、我が娘も流行に乗ってしっかり罹った記憶があります。
ところが例年なら12月中にはじまることの多いインフルエンザの流行が、今シーズンは 2016年にはいってから始まりました。流行の型と今後の予測について、情報番組で特集し ていたのをメモしたものを元にまとめてみました。
インフルエンザの流行は2016年はどの型がくる?!
2016年のインフルエンザの傾向について、テレビ朝日のグッドモーニングで特集していた 際、国立病院機構・東京病院の医師:永井先生という方が出演。
その際に1月になってインフルエンザで受診した人:293人の型の内訳を発表していました.
その内訳は、
- A香港型 119人
- A H1N1型 89人
- B型 85人
でした。
通常、A型は10月~2月に流行。B型は2月以降に流行することが多いとのこと。
つまり今シーズンはB型に罹る人が早い時期から出てきているということなんです。
そのため先生の予想は、今年はB型のはじまりがはやいのでB型が大流行するかもしれないと仰っていました。
ちなみに今年のインフルエンザワクチンは、A型2種・B型2種に対応しているとのことです。
ワクチン接種をしていれば、若い人なら80%、高齢者なら40~50%、の確率で発症を減らせるとのこと。また高齢者の場合は、死亡する可能性を80%減らすことが出来るとも仰っていましたよ。
インフルエンザの流行期間は2016年はどうなる?
昨シーズンと違って、2016年シーズンはインフルエンザの流行開始が1月に入ってからとかなり遅めでした。(インフルエンザの流行開始が年が明けてからになったのは9年ぶりだそうです!)
そのため流行時期が後の方にズレ込むのではないか?というのが永井先生の予想。
たしかにこれまでも3月下旬以降もインフルエンザが流行っている年がたまにあったので、そうなりそうな気もします…。
ということは、10月に早々とインフルエンザの予防接種を受けた場合は、流行時期の後半でインフルエンザを発症してしまう確率が高くなってしまうということになります。
実際にこのグッドモーニングのコメンテーターの方で、インフルエンザの予防接種を受けているけれど毎年のように4月になるとインフルエンザに罹ってしまうという方が・・・。
そのため今シーズンは2回目の予防接種を受けよう!と決意されていましたよ。
わたしが予防接種を受けたクリニックでも受験生は2回接種を勧めていましたし、大人でも2回接種すると発症の確率が90%程度まで上がるという説もあるので有効性はあるはず。
2016年は流行が後半にずれ込みそうなので、2回接種する価値が高そうです。
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