歯の神経を取る治療をする時は、痛くないように麻酔をするのが一般的です。
でも人によっては、歯の神経を抜く治療をしたときに激痛だった!という話をする人もいるのですが本当なのでしょうか?
私の体験談を交えてお話します。
歯の神経を抜く治療をする時に麻酔をしなかったらどうなるの?
まずほとんどの場合は、痛みが我慢できないと思います。
おそらく本人が「麻酔なしでお願いします」と希望しても、歯医者さんからやめたほうが良いと言われるでしょう。
そもそも神経を抜かなければならないというのは、虫歯が進行して神経に炎症があったり、ひどいときは神経が膿んでしまっているような状態です。
その状態に麻酔なしで治療してもらうのは、かなり痛みに耐える自信がある人でも難しいのではないでしょうか・・・。
ただその歯の炎症がひどい場合は、麻酔をしても効きにくいことが多いです。
麻酔をしてもらったあと効き始めてから治療がはじまりますが、痛い時はさらに麻酔を足してもらうこともできます。
痛みが痛みをよんでしまうこともありますので、がまんしすぎずに痛い時は担当医に申し出てみましょう。
ただ私が20年以上前に、奥歯の神経治療をした際は炎症がひどくて激痛になってしまい、麻酔をしてもほとんど効かなかった記憶があります。
でもそもそもが激痛なので、歯の神経を抜いた際もその処置が痛いのか、もともと痛いのかの区別がつかないほどでした・・・。
はっきり言ってこの痛みは、その数年後に出産した時の痛みよりもすごかったです・・・。
歯の神経を取る時に痛みはあるの?
歯の神経を取る時は、麻酔がきちんと効いていれば痛くありません。
ただし治療後はかなり痛くなることを覚悟して下さい。
というのも、歯の神経を抜くということは痛いところを治療でいじっているということ。
つまり怪我をしている患部をグリグリといじっているようなものなわけです。
痛いところにかなりの刺激を与えているわけですから、当然麻酔が切れてくれば痛みます。
歯の神経を抜く治療をした時に、痛み止めが処方されますのでその鎮痛剤を飲んで一眠りするとだいぶ楽になると思います。
まとめ
基本的に麻酔をしてもらえば、歯の神経を取る(抜髄)治療の際に痛むことは少ないです。
ただ炎症がひどいと、どうしても麻酔の効果が出にくいので、人によっては痛みを感じることもあります。
また歯の神経を抜くと、そのあとしばらくは歯医者さんに通って抜いたあとの神経の管を掃除してもらう治療に通うことになります。
そしてそのあと土台と被せ物をするという順番です。
歯の神経の治療に通うのは憂鬱ですが途中でやめてしまうと悪化して、最悪の場合は抜歯しなければならなくなってしまいます。
抜歯になってしまったら、そのあとは入れ歯かインプラントが必要です。
永久歯はもう生えてはこないです。そんなことにならないためにも、治療が終わるまできちんと通うようにしましょう。
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