インフルエンザにはA型とB型がありますが、感染した際の症状はそれぞれちょっと違うことが多いようです。
我が家の息子がかかった時の症状、インターネット医師Q&Aサイトでの回答、友人の体験談からその経過や特徴をまとめてみました。
インフルエンザ B型の初期症状はどんなかんじ?
インフルエンザB型はウイルスの増殖する速度が遅いこともあり、初期症状は普通の風邪と同じことが多いようです。
実際、中1の我が家の息子がインフルエンザB型にかかったときもそのパターンでした。
最初は鼻水だけ
↓
次に微熱
↓
そのまま3日間ほど経過
↓
その後38度台の発熱
↓
病院を受診しインフルエンザ検査でB型と判明
もともと息子がインフルエンザをもらったであろう同級生も、ただの風邪だと思って登校していてとのこと。
土日がはさまって、その同級生がインフルエンザB型だったということがわかったのは週明け午後で、息子も月曜日に学校でクラスメートに移してしまったようです・・・。
微熱のためか、インフルエンザにつきものの関節痛や筋肉痛もなく、検査の結果でインフルエンザと診断されるとは思ってもいなかったくらいの状態でした。
受診した際に医師から「B型ですね~」と検査キットの結果を見せられたときも、インフルエンザとはつゆほども思っていなかったので「へ?」と、最初は理解できませんでした(笑)
インフルエンザ B型の経過はどんなかんじ?
そんなわけで最初の3日間ほどは普通の風邪としか思えなかった息子のインフルエンザB型。
受診することになった38度台の高熱が出てしばらくすると、腰痛の症状が出てきました。
発熱のMAXは38.7度。
これくらいになると息子はひどい頭痛を訴えることが多いのですが、ちょっと頭が痛いと言って解熱剤(カロナール)を一度飲んだくらいで頭痛は収まりました。
症状が出てから3日経過しているということで抗インフルエンザ薬は適応外。
そのかわりに処方されたのが麻黄湯。
本来、麻黄湯は風邪のひきはじめに効果のある漢方薬ですが効果があったように思います。
38度台の高熱は、受診した火曜日とその翌日の水曜日午前中くらいで下がり、その後は37度台に。
木曜日は終日36度台の平熱。
金曜日の夜に37.4度という、発熱なのか食後で体温が上がったからなのか、平熱が36度台後半の息子にとってはイマイチ判別のつきにくい発熱がありましたが、それを最後にして36度台の平熱になりました。
ただ一般的にインフルエンザB型の発熱は下がりにくいことが多いようです。
- 抗インフルエンザ薬の投与を受けたのに高熱が4日間続いた
- 高熱は最初の3日間でひいたけれど37度台の発熱が1週間続いている
- 微熱になることもあるが高熱がまた出るという状態になって1週間たった
↑このような状態になっている方の相談が医師が答えてくれるQ&Aサイトで多く見かけられます。
インフルエンザ B型が治るまでの期間はどれくらい?
息子の場合は、
金曜日に鼻風邪(だと思っていた)を発症
↓
土曜日にプラス微熱
↓
日曜日も鼻水と微熱
↓
月曜日の朝も鼻水と微熱
月曜日の夜から38度台の発熱
↓
火曜日に受診してインフルエンザB型判明
↓
水曜日は午前中38度台で、午後から微熱
↓
木曜日は36度台の平熱
↓
金曜日は夜にちょっとだけ発熱
↓
その後は解熱して回復
という流れでした。
火曜日に受診した際にもらった麻黄湯3日分はなくなるまで飲んでいます。
わりとスンナリと治ったかな?という印象です。
ただ息子の友人一家が数年前に家族全員インフルエンザB型にかかった際は、平熱に戻るまで2週間近くかかったとのこと!
こんなことならガンッ!と熱が出るインフルエンザA型のほうがまだマシだったかも・・・とママはボヤいていました。
ただインフルエンザ脳症などの重篤な症状が出やすいのはA型なので、どちらのほうがマシとは必ずしも言えないとは思いますが・・・。
インフルエンザB型は抗インフルエンザ薬の効果が出にくいという印象をもっている医師が多いのも特徴。
そのため経過も長引いてしまうことが多いようです。
まとめ
今回の息子のインフルエンザB型罹患中に、実は私も背中からゾクゾクとする状態に!
そこで私も近所のドラッグストアで麻黄湯を買ってきて飲んでみました。
すると飲んでから20分くらいすると体がポカポカしてきて、ゾクゾク感が消えていったのです!
同時に温かいゆず茶も飲んだのでその効果もあったのかもしれませんが、明らかにただ温まったという感じ以上の印象でした。
これまで風邪をひいたかな?と思った時は葛根湯を飲んでいたのですが、それ以来「ん?風邪をひいちゃったかも?」と感じた時は麻黄湯を飲むようにしています。
↓いま常備している麻黄湯はAmazonで購入
【第2類医薬品】ビタトレール麻黄湯エキス[顆粒]A 30包 | |
御所薬舗 2014-12-04 売り上げランキング : 3574 by G-Tools |
ちなみに飲む時は冷たい水ではなくて、温かいほうじ茶やゆず茶・ホットレモンなどで飲んだほうが体が温まりやすい印象がありますよ。
ちょっと話がそれましたが、そんなわけでインフルエンザB型は長引きやすい特徴があります。
あまりにも発熱が続いたり、ぐったりしているという時は二次感染を起こして、インフルエンザ以外の何かにもかかってしまっていることも考えられます。
「ちょっと様子がおかしい気がする・・・」
「長引きすぎなのでは?」
などと感じたら、医療機関を再受診してみることも考えて経過を観察するように気をつけましょう!
コメント