熱中症に運動後になってしまうことがあるかどうか?というと、ズバリあります!
我が家の子供もそのパターンで、運動が終わった後は元気でだったのに約6時間後に発熱。
翌朝、風邪かな?と思ってかかりつけ医を受診したら熱中症と診断されました…。
実はこういうケースは、むしろ運動中に発症するより多いと医師から言われたんです。
運動後に熱中症を発症してしまう原因は?
運動中に熱中症にならないと「大丈夫だった~」とホッとしてしまいませんか?
実はここで安心してしまうと、後になって熱中症になってしまうことがあるんです!
運動後しばらくたってから熱中症になってしまう原因は、
- 暑い中ですごしたことで体に熱がこもってしまった
- 活動中の水分・塩分補給が十分ではなかった
- 運動後の水分補給をあまりしなかった
- 暑い中で運動した後に湯船で温まってしまった
などが挙げられます。
運動中は夢中になってプレーし続けてしまいがち。これが体に熱をこもらせてしまうんです。
このようなときは水分補給も後回しになりがちなので、発汗した量より少ない水分しか摂っていなということも…。
3と4については、意識したことがなかったという人も多いのではないでしょうか?
運動後の熱中症対策は具体的にどうしたらいいの?
運動前・運動中の水分補給についてはあちこちで言われていますが、運動後の水分補給が大事!というの はあまり言われていないですよね。
しかも大人になると「スポーツの後のビールは最高だぜ~!」と、あえて喉の渇きを我慢してビールを飲 みまくるなんていう人も…。
でもアルコールは利尿作用があるので、水分補給としては不向き…というか良くないですので注意!
緑茶・烏龍茶・紅茶・コーヒーなども利尿作用があるので、お茶系を飲みたいなら麦茶などのノンカフェ インのものにするように。
また暑い中で運動してきたのに、体がポカポカするくらいの湯船で温まってしまったら体内の熱を余計に 上げてしまいます。
暑い日に運動したら、その日はシャワーだけで済ますようにしましょう。
どうしても湯船に入りたいなら、体温以下のお湯にサッと入る程度が無難。
食事には、体を中から冷やしてくれるものをメニューにするとGOOD!
夏野菜と言われているもの、南国系の野菜や果物は、基本的に体を冷やす作用があります。
トマト、きゅうり、なすを取り入れたおかずにするのがオススメ。
デザートには、すいか、メロン、梨などがよいでしょう。
トマトの冷製パスタやきゅうりをタップリ載せた冷やし中華などは、暑さで食欲が落ちた時も食べやすい メニュー。
また就寝前にはコップ1杯の水を飲むのが理想。
寝ている最中にジワジワと脱水が進んでしまうこともあるので、寝る前の水分補給は重要です。
以上が運動後の熱中症を防ぐ対策です。
もちろん体調を整えておくことも大事ですので、しっかり睡眠をとって食事もバランスよく摂るようにし ましょう。
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