部屋にゴキブリがいるかもしれない…と思ったら、落ち着いて過ごせませんよね!
そんな不安を抱えている時に、本当に部屋にゴキブリが潜んでいるか?を確かめる方法をご紹介します。
ゴキブリの痕跡を見つけるコツ、バターや飲み物を使ったゴキブリ誘引術、さらに出現したゴキブリ退治方法やゴキブリ予防対策までを一挙にまとめました。
この記事を読んで、ゴキブリのいない安心できる部屋してくださいね!
部屋にゴキブリがいるか確かめる方法
部屋にゴキブリがいるか?は、その痕跡を探すことでチェックできます。
その方法を5つご紹介しますね。
ゴキブリの痕跡を見つける方法
ゴキブリの痕跡として、代表的なのがフン。
その形状は、ゴマのような黒い点や小さな粒状のものです。
冷蔵庫の裏や下、棚の隙間や壁の隅っこなどで見つかりやすく、死骸が見つかることもあります。
さらに、保存している食品の袋に穴が空いていて、中の食品が欠けていたりすると、それがゴキブリに食い荒らされた後である可能性もあります。
食料を保管しているシンク下の棚などは、特によくチェックしてみてくださいね。
ゴキブリが好む場所とその特徴
ゴキブリが好むのは、湿気があって暖かく、餌となる食料がある場所。
そのためキッチンのシンク下や冷蔵庫のまわり、ガスコンロ周りを好みます。
洗濯機周辺や洗面・風呂まわり、トイレも湿気があるため、ゴキブリが好む場所です。
また、カーペットの裏や棚のスキマなど、暗くて静かな場所も好みます。
特に食べ物や水分を求めて行動するので、居室で食べカスなどを落としたままにしておくと、ゴキブリが寄ってきやすい状況を作ってしまうので注意が必要です。
ゴキブリを見つけやすい時間帯
ゴキブリは夜行性なので、昼は潜んでいて夜に活動します。
その行動時間は、夕飯時~明け方にかけてが活発。
カサッと動く音がしたら、ゴキブリが移動している音かもしれませんので、音源を中止してみてくださいね。
家の中でよく見られるゴキブリの種類
日本で多いゴキブリは、「クロゴキブリ」と「チャバネゴキブリ」の2種類が中心。
クロゴキブリは体長が約3~4cmもあり、黒く光って羽で飛ぶこともあります。
チャバネゴキブリは体長1~1.5cmくらいと小さく、茶色っぽい色が特徴。
どちらも繁殖力が強いため、見つけたら早めに対策を取ることが重要です。
ゴキブリのフンや卵を確認するポイント
ゴキブリのフンや卵は、頻繁に通る場所や隠れ場所に見つかりやすいです。
冷蔵庫の裏や下、電子レンジやガスコンロの周辺などは要チェックポイント。
ゴキブリの卵は薄い茶色で、細長い小さなカプセルのような形をしていて、大きさは1.5cmほどあり「卵鞘(らんしょう)」と呼ばれています
これが見つかったということは、家の中ですでに繁殖が進んでいる可能性が高いので、早く対応するようにしましょう。
バターと飲料を使ってゴキブリを捕獲する方法
近年、ゴキブリが賢くなったのか「ゴキブリ◯◯◯◯」的なトラップにかかりにくくなっていると言われています。
そんなゴキブリにも有効な、バターと飲料を使って、ゴキブリを捕獲するトラップを作る方法をご紹介します。
ゴキブリトラップのために用意するもの
・バター
・ビールやコーラなどの飲料
ペットボトルは12~13cmくらの高さに切ります。
バターは高くてもったいない!というならサラダ油でも代用可能です。
ただしバターのほうが香りがあるので、ゴキブリ誘引効果は強いです。
飲料は香りが強めのビールやコーラが最適です。
ゴキブリトラップの作り方
ペットボトルを切った容器に、2cmくらいの飲料をいれます。
そして内側の上部に、バターorサラダ油を塗って、ゴキブリの通り道・集合場所になっていそうな場所に置きます。
容器の内側に油を塗るのは、中に落ちたゴキブリが容器から脱走するのを防ぐためです。
この容器を一晩置いておくと、ゴキブリが室内にいる場合は捕獲できることが多いです。
ゴキブリトラップについての補足
実は上記のアイデアは「飲み残しのコーラをちゃぶ台の上に置いて就寝し、翌朝飲んだらゴキブリ入りだった」という友人の悲劇的な体験談から発想した方法です。
そのためペットボトルを切るのが面倒or手を切りそうで怖いということでしたら、空き缶の中に飲料を入れて仕掛けておくという方法もあります。
ただしこの場合は、飲料缶の内側に油を塗ろうとすると手を切ってしまう可能性があるので、油は塗らないでトラップとしたほうが安全です。
ゴキブリ対策と予防策
ゴキブリ対策は早めが肝心!
効果的なゴキブリ対策と予防策を5つ紹介します。
ゴキブリを寄せ付けないための掃除方法
ゴキブリが好む食べ残しや、調理時に油や食品が飛び散っがものをきれいに取り除いておきましょう。
DK以外の部屋で食事やおやつを食べた場合は、食べこぼしや食品のついた包装紙・袋などをきちんと捨てておくことも大事です。
ゴキブリの侵入経路を防ぐのがキモ
ゴキブリのエサとなるものをそのままにしておかないことも大事ですが、実はゴキブリの侵入経路になるスキマを防ぐことが大事。
その侵入経路は多岐に渡ります。
玄関のスキマ
古い築年数の建物だと、玄関ドアの構造に隙間があって、そこから侵入してくる可能性があります。
そのため玄関ドアのスキマを100円ショップなどでも売っている隙間テープで塞いでおきましょう。
窓枠のスキマ
古い築年数の建物は、窓枠にもスキマがあることが多いです。
上下左右、そして引き戸なら引き戸同士が重なる場所(鍵をかける縦ライン)のスキマを、これも隙間テープで塞いでおきましょう。
エアコンの排水ホース
室内の湿気を排水するためのホースが、室外機の傍についていますよね。
この排水ホースの先から、ゴキブリが侵入することがあります。
エアコン排水ホースにつけるキャップか、排水ホース先をキッチン用排水カゴにつけるネットなどを使用して塞いでおきましょう。
エアコン配管口のスキマ
室内からエアコンの室外機につながる配管を通す口には、施工時に工事業者がパテでスキマを埋めてくれます。
ただしこのパテが、経年劣化するとスキマができてしまうのです。
この配管を通す穴は外に通じているので、外側のパテも劣化してスキマができると、そこからゴキブリが侵入してきます。
そのため、私はパテの周りを太めのマスキングテープで貼って、スキマができないようにしています。
換気扇の通気口
トイレ・風呂場・キッチンの換気扇の通気口に不織布のフィルターをつけておきましょう。
もしゴキブリが侵入しても、このフィルターで食い止めることができます。
ゴキブリを防ぐおすすめアイテム
置くだけのゴキブリ駆除剤は、ゴキブリの存在を目にすることなく駆除できるのでオススメです。
特にプロも利用するゴキブリ駆除剤として人気なのが「ゴキちゃんストップ」。
一般家庭では約6ヶ月と、長期間にわたって使用できるので経済的でもあります。
ただし小さいお子さん・ペットがいる家庭での使用は、誤飲の可能性があるのでご注意ください。
業務用ゴキブリ駆除薬「ゴキちゃんストップ」
ゴキブリを見つけたときの対処法
ゴキブリを見つけてしまった場合は、焦らず・迅速に退治に臨みましょう。
一般的な薬剤系殺虫剤は、噴射したスプレーが広がって、退治に挑む人間にも影響があります。
そのためオススメなのが、凍らせて殺すタイプの殺虫剤。
ただし噴射の威力があるため、ゴキブリに近づけすぎるとゴキブリが吹っ飛びます。
またプシュ!と1回吹き付けただけではゴキブリは絶命しません!
凍らせるタイプの殺虫剤は、3~5秒くらいはゴキブリに向かって噴射するのが目安です。
またその場で仕留められずスキマ等に逃げられてしまった場合にオススメなのが、細いノズルがついているハーブタイプのゴキブリ用薬剤スプレー。
秒殺と書いてあるわりに殺虫するまでの力はありませんが、スプレーの煙に慌てたゴキブリがスキマから出てきます。(凍らせる効果も他製品より弱いかんじ)
そこを凍らせて殺すタイプの殺虫剤でやっつけるのです。
ただしゴキブリは床だけでなく、壁や天井にも登ることがあり、時には飛ぶこともあります!
そのような事態に備えて、左手には新聞紙や雑誌などを持って、ゴキブリを払えるように対策しておきましょう。
最悪の場合、ゴキブリを叩いて絶命させる道具にもなり得ます。
まとめ
部屋にゴキブリがいるかどうかの確認は、その痕跡やゴキブリが好む場所をチェックすることが大事。
誘引トラップを仕掛けて、ゴキブリが本当に家の中にいるのか確認しましょう。
また、ゴキブリの発生・侵入を予防するためには、侵入経路を塞いでなくす、市販の駆除アイテムを活用するなどが重要です。
スキマをなくすことで、ゴキブリの侵入だけでなく、小さい蜘蛛やショウジョウバエなどの侵入も少なくなって一石二鳥!
この記事を参考にして、ゴキブリに悩まされることのない快適な室内空間を手に入れてくださいね!
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