インフルエンザの検査方法ってそんなに痛いの?痛くない方法はないの?

インフルエンザの検査キットでB型の判定結果 インフルエンザ
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インフルエンザが陽性か陰性かを簡単に検査できるようになったのはこの10年ほどのこと。

手軽にできるようになったのは良いものの、とても痛いという話を聞きますよね?

一体どれくらい痛いのでしょう?また他にインフルエンザの検査方法はないのでしょうか?

息子がインフルエンザ の疑いで検査を受け、B型と診断された時の体験談と処方された薬についてもお話します。

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インフルエンザの検査は鼻に棒を入れる方法が普通って本当?

はい。本当です。

ただ棒といっても綿棒で、ドラッグストアなどで売っている普通の綿棒ではなくてインフルエンザ検査用の長い綿棒が使われます。

この綿棒を使って、鼻腔の奥にある粘膜を採取して、それを使ってインフルエンザ陽性・陰性を判定するのです。

インフルエンザの検査で綿棒を突っ込んで粘液を取る場所

この検査が痛いと評判で、中学生のうちの息子は「脳みそをえぐられるかと思ったし、鼻血も出たし、もう二度とやりたくない!」と言っています。

でも数年前にインフルエンザになった夫は「インフルの検査なんて、鼻に一瞬綿棒を突っ込まれるだけで、痛いなんてほんのちょっとだけ。」といいます。

ネットでもインフルエンザの検査についてのいろいろな人の感想を読みました。

  • 思わず手で払い除けそうになるくらい痛かった
  • 予想していたほど痛くなかった
  • 大人だけど痛さで涙が出た
  • 気持ちよくてもっとやってほしいくらいだった

上記のように、人によっていろいろです。

どうやら施術してくれる人の腕前で、痛みにかなり差があるよう・・・。

上手な人がやってくれれば、単に鼻に棒を突っ込まれている感覚がある、というくらいなものだそうです。

ただ施術者は選べませんし、そもそもどのクリニックの医師や看護婦さんが上手なのか?なんてなかなかわかりませんよね。

でもこのインフルエンザの鼻の検査をあまり痛みを感じずに検査してくれるクリニックがあるんです!

それは耳鼻咽喉科。

鼻(と耳)をいじるのがメインの診療科だけあって、インフルエンザの綿棒を鼻に入れて検査するときは耳鼻咽喉科なら痛くないという感想をいくつも見かけました。

とはいえ、私のかかりつけの耳鼻科は、インフルエンザの検査をするのは嫌いなようです。

以前、その耳鼻科の待合室にいる時に「このような症状が出ていたらインフルエンザの可能性が高いので、内科へ行ってください!」と患者さんに怒っている医師の声が聞こえました。

またなるべく痛くないように施術を受けるコツはリラックスして体の力を抜くのが重要とのこと。

ただなかなかリラックスなんて出来る状況ではないですが・・・。

インフルエンザの検査方法で痛くないのは鼻水を採取する方法

鼻水でインフルエンザの検査ができます。

ただいくつか注意点があります。

  1. 鼻水が出ていないとこの方法で検査できない
  2. この方法をすべての医療機関で実施していない
  3. 綿棒で粘膜を採取して検査するより精度が落ちる

1.については、
たしかに鼻水が出ていなければ検査しようがないので仕方ないですよね。

2.については、
我が家がよく行くクリニックに問い合わせたところ実施しておらず、ついこのあいだ新規開院したクリニックに問い合わせてみたところ実施しているとのことでそこを受診しました。

3.については、
実際のところわかりませんが、ある開業医が綿棒・鼻水の両方の検査を実施しているけれど鼻水のほうが精度が落ちるとは特に感じないと書いているのも読みました。

とはいえ検査を受けたクリニックでも「綿棒よりも鼻水で検査するほうが、少し精度は落ちますが良いですか?」と事前に確認されました。

ただ息子の場合は、それでもバッチリとインフルエンザB型の判定が出ましたよ。

▼検査結果を写真に撮らせてもらいました
インフルエンザの検査キットでB型の判定結果

ちなみにこの検査結果のプレート。

「持って帰っても良いですか?」とお聞きしたところ、ウイルスがついているものだから医療廃棄物扱いなのでダメと言われてしまいました!

これを欲しいと言った人は今までいない!とお医者さんにも看護婦さんにも驚かれて意外~。

だってインフルエンザになること自体、そんなにあることじゃないし記念に欲しくなりませんかね???

インフルエンザ B型と診断されて処方された薬は?

薬については、すでに症状が出始めてから3日経過しているということで、抗インフルエンザ薬の処方は出来ないとのこと。

そうなんです。
最初の3日間は、ただの風邪としか思えない鼻水と微熱だけの症状だったので、お医者さんヘは行かなかったんです。

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でも4日目の夜になって38度以上の発熱。

それでもインフルエンザだとは思っていなくて、風邪から肺炎にでもなっていないよね?と心配に・・・。

5日目の朝には37度台半ばの発熱だったし、念のために受診という気持ちでした。

それがまさかのインフルエンザB型との検査結果。

すでに抗インフルエンザ薬の効果がないということで、下記の薬を処方されました。

インフルエンザB型の診断で処方された薬

  • 麻黄湯
  • カロナール
  • アレグラ

麻黄湯は漢方薬。
タミフルに匹敵、またはそれを上回るかも?なんて書いてあるネット情報もありました。

ただ麻黄湯は、本来は引き始めの時に飲むもののようです。

カロナールはアセトアミノフェン成分の解熱鎮痛剤。

アスピリンやエヌセイズ成分の解熱鎮痛剤より安全性が高いので、特に子供にはよく処方されますよね。

アレグラは抗アレルギー剤。

なんでインフルエンザなのに?と思われるかもしれませんが、息子の鼻水がかなりサラサラしていたので「アレルギーのせいもあるのかも?」ということで処方してくださいました。

一年中鼻炎持ちの息子なので、効果はよくわからないというのが本音です。

熱は受診したその日は38度台ありましたが、翌日の朝には37度台前半まで解熱。

結局カロナールは、受診した日に頭痛緩和のために一回飲んだだけで済みました。

だるさと腰痛は熱が下がっても2日間ほど残り、起きて座っているのが辛いというような状態。

「もう大丈夫!動きたい!」という状態になるまで、「風邪かな?」という初期症状から7日間が経っていました。

まとめ

インフルエンザ B型のやっかいなところは、初期症状が普通の風邪としか思えないこと。

友人・知人に聞いてみても、

  • 高熱になるまで数日間かかった
  • 結局、熱は37度台までしか出なかった
  • ただの風邪でまさかインフルだとは思わなかった
  • Bはダラダラと症状が長引く
  • インフルなのに吐き気がした

などの意見が多く聞かれました。

まるで風邪のような症状、という感想は我が家の息子だけの話ではないようです。

基本的に安静にして、水分補給をしっかりしていれば自然に治ると言われています。

気をつけたいのは、ただの風邪だと思ってアスピリンやエヌセイズ成分の解熱鎮痛剤を使用しないようにすること。

インフルエンザでこれらの解熱鎮痛剤を使うと、インフルエンザ脳症・ライ症候群といった症状を発症する確率が上がるという調査結果があります。

大人よりも、特に子供は確率が高くなるので、ふだんからアセトアミノフェン成分の解熱鎮痛剤を使うように気をつけましょう。

▼子供が小さい時にお世話になった市販の解熱鎮痛薬▼

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