歯ぎしり・食いしばり対策でボトックス注射をした私の体験談をまとめてみた

健康
[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

就寝中の歯ぎしり・食いしばりのため、朝起きると奥歯とアゴに鈍痛があった私。

歯科医院でマウスピースを作ったけれど、装着感になれずによく眠れないため断念。

咬筋と側頭部にボトックス注射を打つことにしました。

実際に施術を受けてみると、ネット検索しただけではわからなかったことも発覚。

別々の医療機関で、合計2回のボトックス注射を施術してもらった体験談をまとめました。

同じ悩みを持つ方の参考になると嬉しいです。

スポンサーリンク

歯ぎしり・食いしばり対策でボトックス注射をした理由

もともと歯ぎしり・食いしばりがあり、歯科で被せ物をする際も、歯の保護のために奥歯はゴールド(金歯)を勧められて治療してきました。

ところが2023年初夏あたりから、歯ぎしり・食いしばりがひどくなってきてしまい、アゴだけでなく側頭部も痛くなるように…。

歯科医院で相談してマウスピースを作ってみたものの、圧迫感が気になって眠れず、3日で使用を断念。

ホクロ取りで子供がお世話になった形成外科で、歯ぎしり・食いしばり対策のボトックス注射を行っていることを知って、施術してみることにしたのが最初です。

2回目は、約1年後の2024年7月に歯科医院で施術してもらいました。

1回目・2回目ともに、両アゴ・両側頭部にボトックス注射してもらっています。

歯ぎしり・食いしばり対策でボトックス注射の効果は?

ズバリありました!

一般的にボトックス注射の効果は、約1週間後から出てくるとされています。

ただ私自身は、1回目・2回目ともにその日のうちから効果を感じました。

側頭部の痛みに近いコリは、施術後の数時間後にはずいぶん楽に。

起床時の奥歯の重くて痛い感じも、施術翌朝にはかなり軽減され、日中は気にならないくらいになったのです。

それまでは起床時の重くて痛い感じが、日中もずっと続いている状態で、側頭部のコリから頭痛になってしまうこともしばしばだったのでした。

1回目の施術後、3ヶ月目を目安に2回目を受けるように医師からアドバイスされていましたが、引っ越しなどもあって行かないままに。

半年ほど経つと効果がほぼなくなったように感じてはいたのですが、以前ほど歯ぎしり・食いしばりが強くなかったので、そのまま様子見をすることに。

でも2024年6月くらいから、起床時の奥歯の重くて痛い感じがひどくなってきてしまったのです。

しかも奥歯の側面に違和感を感じて、近所の歯医者を受診したら虫歯じゃないけれど欠けているとのこと。

歯ぎしり・食いしばりの影響でかけてしまったと思われるとの診断でした。

とりあえず欠けてしまった箇所は埋めてもらう治療をして、「もしかしたら今度は大丈夫かも?」とマウスピースをオーダー。

結局はマウスピースは数日で断念することになり、2回目のボトックス注射を受けてみようと決心したのです。

歯ぎしり・食いしばり対策でボトックス注射のクリニック選び方

1回目にボトックス注射を施術してもらったクリニックは遠くなってしまったため、もうちょっと近場でないかどうか?をネット検索。

でも意外と[両アゴ+側頭部]に施術してくれる、形成外科or歯科医院が少ないのです。

美容外科だとかなりヒットしますが、美容目的じゃないので、ハッキリと歯ぎしり・食いしばり対策を明示している医療機関をチョイス。

そのなかでも、下記の点に注目して選びました。

①税込みかどうかも含めて料金が明示されている
②使用するボトックスの種類を明示している
③使用するボトックスの単位を明示している
④サイトでわかりやすく説明されている

①について。

検索してみるとわかりますが、料金が書いていないサイトも多く、記載があってもわかりにくいものが多いです。

施術希望者としては、一番気になるといっても良い部分なので、きちんとわかりやすく明示してあるほうが親切・安心なクリニックという印象を持てます。

②について。

ボトックス注射については、アメリカ製or韓国製の製剤が用いられることがほとんど。

価格は、韓国製のほうが安く提供されています。

どちらも海外ではポピュラーとはいえ、◯◯社の◯◯◯というボトックス、というふうに書いてあったほうが安心感があります。

ちなみに私が施術してもらったのは韓国製のボトックスで、注射を打つ前に新品の商品を開封する状態を見せてくれました。

③について。

料金表をみて「ココのクリニックは安い!」と思っても、よくよく見ると使用するボトックスの量が少ないことがあります。

量を明示していないクリニックも多いです。

あまりに使用料が少なければ、効果が出にくくなってしまうので、単に値段だけでなくボトックスの使用量にも注意しましょう。

[歯ぎしり ボトックス 量]と検索すると、使用量の目安を記載しているサイトが出てきます。

歯ぎしり・食いしばり対策でボトックス注射施術の流れ

歯ぎしり・食いしばり対策でボトックス注射の施術を受けた際に、私が経験した流れをご説明しますね。

①クリニックに予約する

一回目に施術を受けた形成外科は最短で2日後の予約、二回目に施術を受けた歯科医院は前日の夜に公式サイトからWEB予約できました。

②クリニックを受診する

医師から問診・副作用や施術の流れについて説明を受けます。

形成外科では1回目のボトックス注射施術ということもあり、とても丁寧に資料を見ながら説明がありました。

歯科医院では2回目のボトックス注射施術と伝えたためか、やや軽めの説明でした。

③ボトックス注射の施術を受ける

形成外科・歯科医院のどちらでも、施術を受ける時は座った状態で行いました。

スポンサーリンク

形成外科では消毒だけでしたが、歯科医院では消毒のあとに保冷剤で注射部位を冷やしてからの注射でした。

④会計で料金を支払う

形成外科・歯科医院のどちらも、ボトックス注射は健康保険適用外=自費診療なので、クレジットカードで支払うことができました。

クレジットカード利用分のポイントが付くので、ささやかな節約対策です(笑)

以上が流れになります。

予防接種のように、注射後に様子見の待機時間はなく、会計が済めば帰ってOKです。

歯ぎしり・食いしばり対策のボトックス注射の痛みは?

アゴ・側頭部へのボトックス注射について、ネットで検索したところ[あまり痛くない]という表現のものが多かったです。

しかし!

私の感想では「けっこう痛いぞ!」というのが正直なところ。

注射する際に「噛んでください」と言われて、咬筋・側頭筋に力が入った状態で注射を打つのです。

そのためかよくある予防接種よりも痛いです。

しかも1か所につき、3か所くらいに注射×各3~4秒の注入時間。

両アゴ・両側頭筋への注射だと、約12か所くらいに注射することになります。

注射が苦手な方にはしんどいかもしれません。

歯ぎしり・食いしばり対策でボトックス注射をする料金は?

一回目の施術を受けた形成外科では、診察代(約1,000円)+ボトックス注射代(約60,000円)がかかりました。

高かったですが、施術の2週間後に効果が低いと思ったら、無料で追加注射してもらえるというシステムだったことが、こちらのクリニックを選択した理由です。

実際、いまいち効果が薄かったので、2週間後に追加でボトックス注射をしてもらいました。

一回目の形成外科では、何単位のボトックス注射を受けたのか不明です。

二回目の施術を受けた歯科医院では、診察代はかからず、ボトックス注射代(約27,000円)だけでした。

使用したのは韓国製のボトックス製剤、単位は両アゴ(30単位ずつ)・両側頭筋(20単位ずつ)をあわせて合計100単位。

しばらく様子を見て、もし効果が薄いと感じたら、もう一回受けに行こうかなと思っています。

歯ぎしり・食いしばり対策でボトックス注射しての後悔は?

後悔とはいえないかもしれませんが、やはりお金がかかることでしょうか。

特に一回目の60,000円は痛い出費で、楽天カードで支払って、あとから分割払いを利用してしまいました。

あとボトックス注射を打つとエラがすっきりするのは有名ですが、年齢が上がるにつれてエラ付近が[しぼんだ感じ]になってしまうことを気にする方もいるそうです。

私はすでに50代ながら、もともとふくよかなせいかしぼむような感じにはなりません。

もししぼんだ感じになったとしても、歯ぎしり・食いしばりで歯が割れてしまうほうが被害甚大なので、ボトックス注射を選ぶことでしょう。

歯ぎしり・食いしばり対策でボトックス注射の副作用は?

両アゴ部分は、注射した部位が内出血してしまうこともあるそう。

ただ2回のボトックス注射施術を受けている私は、特に内出血にはなっていないので、そんなに頻度が高い副作用ではないのかもしれません。

他には、ボトックス注射で咬筋の力が弱まるため、食事の時に硬めのものを食べると、噛む力が弱くなったと感じることがあります。

実際、わたしも施術後3週間目くらいに、ちょっと固めに揚がっているフライの衣を噛むのが疲れるな~と感じたことがありました。

[ボトックス失敗 画像]で検索すると、美容クリニックの医師が自らに過剰注射した結果を、自クリニック公式サイトに写真掲載しているのを見られますよ。

歯ぎしり・食いしばり対策のマッサージ

YouTubeで紹介されている動画をいろいろチェックしてみて、これは良い!と思ったのが下記の動画。

やさしいセルフマッサージなので怖くありません。

その他に、私がちょっと頭が目が疲れた時に行っている[耳マッサージ]もおすすめ。

気象痛に良いとされる[耳マッサージ]ですが、これをやると耳のまわりがぽかぽかして気持ちが良いです。

就寝前にアゴ・頭付近をほぐしておくことで、歯ぎしり・食いしばりが軽減されるかんじがするので、私は毎晩どちらかだけでも実践してから寝るようにしています。

まとめ

以上、私が歯ぎしり・食いしばり対策でボトックス注射をした体験談をまとめました。

たかが歯ぎしり・食いしばりと思っていると、歯が欠けたり割れたりする原因になってしまいます。

それが原因で抜歯することにもなりかねません。

マウスピースで対応できれば良いですが、私のようにマウスピースが苦手で装着の続行が難しいという人も少なくないそう。

そんな場合は、ちょっと高いけれどボトックス注射を検討してみるとよいかと。

あなたが歯ぎしり・食いしばりの悩みから、早く開放されるように祈っています。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました