「仏壇処分、魂抜きしない」は大丈夫?我が家の仏壇処分方法体験談

家庭・教育
[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

魂抜きをどのように行うか?については、法律で決まっているわけではありません。

本来の形は、自宅に僧侶にきて魂抜きの儀式をしてもらうか、檀家になっている寺院に仏壇を持参して行ってもらうもの。

ただし仏壇処分のいちばん大事な点は、仏壇を処分する前に家族と話し合っておくこと。

これは処分した後に「なぜ勝手に仏壇を処分してしまったのか?」と身内間で揉めるのを防ぐためです。

実際に仏壇を処分した、我が家の体験談と具体的な方法をまとめました。

仏壇処分を考えている方の参考になると嬉しいです。

仏壇処分をした我が家の体験談

実母が有料老人ホームに入り、仏壇を預かっていた私。

でも引っ越しすることが決まり、その引越し先が狭くなることで、仏壇を置いておくスペースが取れなくなりました。

檀家になっている菩提寺に相談することも考えましたが、お寺まで仏壇を持って行くにしても大変、住職に自宅まで供養に来てもらうのも、引越し前のバタバタ状態では頼みにくい…。

そこで、みんなどうしているものなのだろう?とネット検索したらヒットしたのが、楽天市場のネットショップ[仏壇・位牌のなーむくまちゃん工房]だったのです。

なんとお焚き上げ供養付きで仏壇処分を依頼できるサービスがあるとは驚き!

我が家が頼んだのは、仏壇3辺のサイズが200cm以下のコース。

最大で3辺サイズが400cmまでのものまで、処分をお願いすることが可能です。

自宅での仏壇の引き取りは[ヤマトホームコンビニエンス]が行います。

ショップに仏壇が到着したら、供養の読経が行われて、そのあと仏壇・仏具の職人さんが解体。

解体後は汚れを落としてお清めし、大部分は木材チップとして再生利用されるという仕組み。

これらの作業が終わると[お仏壇供養証明書]が発行され、注文時に希望した住所に郵送されてきます。

我が家が発行してもらった供養証明書

リーズナブルな価格で、引取・供養・再生利用・供養証明書の発行まで、仏壇処分の全てをお任せ出来て本当に助かりました。

仏壇処分に困っている知り合いがいたら、自信を持ってオススメできるサービスです。

仏壇内に入る分の仏具も一緒に、処分をお願いすることが出来ます。

仏壇処分の基礎知識

仏壇処分には、「魂抜き」という儀式が必要だと聞きます。

仏壇には故人や仏の魂が宿るとされ、「魂抜き」は仏壇の魂を抜き取ることです。

でも全ての宗派で魂抜きが必要とされるわけではありません。

自宅の仏壇を処分する場合、まずは所属する宗派の慣習を確認しましょう。

仏壇処分の方法としては、専門業者に依頼する、寺院に相談する、ネット業者に依頼するなどがあります。

どの方法を選択するにしても、仏壇とその中の仏具を適切に扱うことが大切です。

仏壇処分の際に知っておきたい魂抜きの意味

仏壇処分の魂抜きとは、仏壇に宿った故人の魂を安らかに送るための儀式です。

しかし、実際には魂抜きを行わない選択もあります。

その理由は、仏壇をただの家具と捉え、特別な処置を必要としないと考える家庭もあるからです。

また、新しい仏壇に移行する際には、魂を新しい仏壇に移す「魂入れ」を行うことが一般的です。

仏壇処分の際には、ご自身の信念や家族の伝統に従って、魂抜きを行うか決めましょう。

魂抜きをしないで仏壇を処分する際の影響

仏壇を処分する際、魂抜きを行わない選択をする人もいます。

しかし、この行為がもたらす影響については、十分に考えておく必要があります。

魂抜きは、仏壇に宿る魂を安らかに送り出す儀式です。

これを怠ると、故人の魂が成仏できずにこの世に留まってしまうと考えられています。

また、家族にとっても、故人とのきちんとした別れの機会を逃すことになりかねません。

仏壇処分を考えた時、魂抜きをしない選択が心の平穏や家族の絆にどのような影響を及ぼすか?が最も重要であるといえます。

魂抜きをしないで仏壇処分をしたあとで、私生活や仕事でトラブルが起こった際に「あのとき魂抜きをしないで仏壇処分をしたからかも…」と考えてしまうかも?と思うなら、魂抜きをしておいたほうがよいでしょう。

魂抜きに関わる費用

仏壇処分において、魂抜きをするか?しないか?選択をする場合、気になるのはその費用についてでしょう。

魂抜きの儀式を省略したことで費用は安く住むのは、大きなメリットです。

ただ家族間での合意や精神的な負担の軽減といった側面での、メリット・デメリットも考えておく必要があります。

仏壇処分を検討する際は、費用だけでなく、これらの側面も総合的に考慮することが肝心です。

魂抜きの際のお布施の相場とは

仏壇処分を考えたとき、付き合いのある寺院があるなら、そちらに魂抜きの儀式をお願いするのが最も間違いのない方法といえます。

ただその際のお布施にいくらくらい必要なのか?が気になりますよね。

お布施の金額は地域や宗派によって異なりますが、一般的に3万円から5万円程度が相場とされています。

自宅まで僧侶に来てもらう場合は、ここにお車代を別途お支払いする形になるでしょう。

お布施以外に必要な費用

お布施以外で必要な費用は、仏壇処分があります。

寺院に持ち込んで魂抜きをしてもらった場合、そのまま寺院で仏壇本体まで処分してもらえることもありますが、魂抜きの儀式とは別料金となる可能性もあります。

寺院に魂抜きについて問い合わせる際に、魂抜きが終わった後の仏壇処分についても尋ねておきましょう。

このとき仏壇のサイズによって、処分料金が違ってくることがあります。

問い合わせ前に、横幅・高さ・奥行きのサイズを測っておくようにしましょう。

スポンサーリンク

自宅で行う仏壇処分の方法

檀家になっている寺院があっても、遠方にある寺院だと魂抜きと仏壇処分の依頼が難しい場合もあります。

その場合に、魂抜きをしないで仏壇処分を行う方法についてご紹介します。

仏壇・仏具店への依頼方法

仏壇・仏具店なら仏壇処分をしてくれるのでは?と考えますが、その場合、買い替えであることが条件であることが多いです。

ただ懇意にしている仏壇・仏具店があるなら、一度相談してみると良いでしょう。

我が家の場合は、楽天市場のネットショップに出店している仏壇・仏具店[仏壇・位牌のなーむくまちゃん工房]に依頼しました。

工房を持ち実店舗も運営する仏壇・仏具店で、お焚き上げ供養をして仏壇処分をしてくれます。

供養証明書も発行してもらえるので安心です。

処分業者への依頼ポイント

仏壇処分で魂抜きをしない場合は、不用品回収業者に依頼する方法もあります。

仏壇=家具として捉えてくれる業者であるなら、収集に対応してもらえるでしょう。

ただ仏壇というセンシティブな品物ですので、収集しない方針の業者もいる可能性があります。

問い合わせの際に、仏壇であることと仏壇のサイズを伝え、料金についてしっかり確認するようにしましょう。

粗大ごみとしての処分方法

仏壇は粗大ゴミとして処分することも可能です。

ただ仏壇はただの家具ではなく、故人を偲ぶためのものでもあります。

そのため家族の中には、仏壇の処分に抵抗があるという意見を持つ人がいる可能性も大きいです。

あとで禍根を残さないためには、粗大ゴミとして処分する場合、まず家族の意見を一致させることが必要となります。

また実際に粗大ゴミとして捨てる場合は、自治体によって申込方法等に違いがあるので、早めに確認しておきましょう。

私の住む自治体では、粗大ごみ収集の申込みをしてすぐに回収してくれるわけではありません。

通常期でも最短10日後、繁忙期だと最短3週間後の回収が目安です。

引越しのために仏壇の処分を考えているなら、早めに粗大ごみ回収の申込みをしておかないと間に合わなくなってしまうので注意してください。

宗派による魂抜きの違い

仏壇処分の際、魂抜きは全ての宗派で必要になるわけではありません。

例えば、浄土真宗では仏壇に魂が宿るという考え方をしません。

死んだら仏になって、極楽浄土へ生まれ変わります。

そのため新しい仏壇には、仏様をお迎えする入仏法要(にゅうぶつほうよう)、仏壇を処分する際には遷座法要(せんざほうよう)という儀式を行います。

このように宗派によって、魂抜きには違いがあります。

仏壇処分を検討する際は、自身の宗派の教えを理解し、必要に応じて適切な手続きを取ることが大切です。信仰心や家族の伝統にも配慮しながら、故人を偲ぶ心を大切にしつつ、次のステップを踏み出しましょう。

まとめ

仏壇処分を考える際、多くの人が悩むのが魂抜きの必要性です。

しかし上記で述べたように、実は魂抜きを行わない方法で仏壇を処分することも可能です。

仏壇処分についてどのような選択をするかは、家族間での話し合いをして、あとで揉めることのないようにしましょう。

縁起や宗教的なことが気にならないなら、法律的には普通の粗大ゴミとして処分することが可能です。

ただ粗大ゴミにするのは抵抗があるということでしたら、我が家も利用したネットショップでの仏壇処分・お焚き上げ供養をおすすめします。

工房を併設している仏壇・仏具の実店舗があり、長年の実績もあるショップが運営しているので安心ですよ。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました