インフルエンザワクチンを接種する時期と間隔はどれくらいが良いのでしょうか?
1回目と2回目の間隔が近すぎたり空きすぎたりするとダメなのでしょうか?
かかりつけ医に聞いてみました。
インフルエンザのワクチンを打つ時期はいつがいいの?
インフルエンザの予防接種は、10月から接種を開始する医療機関が多いです。
ただ実際に流行が始まるのは、年末年始のお出かけでインフルエンザウィルスが拡散される1月以降。
ただ数年前には5月まで流行することもあったし、逆に11月から流行が始まってしまう年もあるので、いつ接種するかは悩ましいところですよね。
また子供は2回接種が原則。
かかりつけ医は
「2回めの予防接種が12月中に終わることが望ましい」とのこと。
ネットで調べても「12月中に2回目の接種を終えるように」とどの医師もアドバイスしています。
インフルエンザの予防接種の間隔は?
2回接種が原則な子供の場合、1回目と2回目の接種の間隔はどれくらい空けるのが理想なのでしょうか?
一般的には「2週間~4週間あけてから2回目を打つ」ものとされています。
理由は、1回目の接種後にインフルエンザウイルスの抗体値が2週間目から上がり、4週間目にピークに達するから。
つまり理想は「1回目の接種後、4週間目に2回目を接種する」というのがイチバン効果的なんです。
とはいっても、風邪を引いたりして体調を崩すとなかなか予定通りにはいかないもの。
1回目の接種が遅くなってしまった場合は、そのあと2週間目に入ったころに2回目の接種を勧められることもあります。
子供のインフルエンザワクチンの間隔が1回目と2回目で空きすぎてしまったら?
1回目と2回目のあいだが4週間目までに出来なかった場合は、2回目を打っても意味がないの?と思うかもしれません。
たしかにベストなタイミングは逃してしまったかもしれませんが、
7週間目でも8週間目でも2回目を接種する意味はあります。
1回目の接種で免疫がつくのは約半数、2回目も受けると7割~9割の人に免疫がつくというデータがあるので、1回目と2回目の間が空いてしまっても2回目も受けることがおすすめです。
このように特に子供の場合はもともとの免疫力が低いので、2回目の接種もすることでよりインフルエンザワクチンの効果を高めることが出来ます。
必ず発症を防げるわけではありませんが、発症後に重症化してしまうのを防ぐ役割も期待できますので、きちんと接種を受けておくことをオススメします。
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