インフルエンザに罹っても治療しないという選択肢はあるのでしょうか?
その場合、いったいどのような対処法を取ったら良いのでしょうか?
インフルエンザで治療しないはアリ?
現在インフルエンザにかかって病院に行くと、タミフルやリレンザなどの抗生物質が処方されます。
しかしこれらの薬は10年ほど前に開発されたものなので、それ以前は薬では治療しないで自然治癒に任せるしかありませんでした。
人間の体には自然治癒能力があり、ウイルスが侵入するとそれと戦う抗体を作ります。
薬はインフルエンザウイルスの増殖を抑えることはできますが、減少させることはできません。
薬は攻撃しなければならないウイルスを最小限に抑えることで、早く自然治癒させる役割があります。
よって自然治癒能力を高い水準で維持できれば、薬に頼らなくてもインフルエンザを治すことはできます。
つまりインフルエンザに罹っても、抗インフルエンザ薬を使って治療しないという選択肢はアリなわけです。
インフルエンザを薬で治療しない時の対処法は?
抗インフルエンザ薬を使っての治療をしないといっても、やはりインフルエンザを治すためにはそれなりの対処法が必要です。
まず第一は、当たり前ですが暖かい服装をすることが重要です。なぜなら体温が下がると免疫力が低下するからです。
体温が1℃上昇するごとに免疫力は5~6倍上がるとされ、体の内側と外側の両方からケアします。
インフルエンザの時にベッドで安静にしている時、寒い場合は毛布を増やすなどで外側を十分に温めます。
この時、ただ室温を上げるだけでなく、加湿することが大事です。
それはインフルエンザウイルスが乾燥を好んで湿度を苦手とするから。
加湿器を持っていない場合は、洗濯物を室内に干して加湿しましょう。
このような簡易加湿器を一つ持っていると便利です↓
ただ暑くなってきたら掛ふとんや毛布を調整してかけるようにします。
昔は「熱が出ている時は暑くても布団をしっかりかけて、汗をたくさん出したほうが早く治る」と言われていましたが、現在はかえって体力を消耗してしまうので良くないとされています。
内側は温かい食べ物と飲み物が効果的です。
食欲が低下している時はおかゆを食べれば温かくなります。
脱水症状に陥らないように水分補給は大切ですが、温かい緑茶や紅茶には利尿作用があり、かえって水分を奪ってしまいます。
お茶を飲みたいならば、ノンカフェインのものを選ぶように気をつけましょう。(麦茶・十六茶・爽健美茶など)
嫌いでなければ、体内への浸透圧が良いスポーツドリンクが理想的です。
水は体を冷やすので白湯にして飲みます。
そしてよく寝ること!
ウイルスとの戦いには多くのエネルギーを使うため、睡眠をとることが重要なんです。
睡眠中は副腎皮質ホルモンが分泌されて、弱った部分を修復して起床後に免疫機能が活性化します。
また、汗をかいた場合にすぐに着替えられるように枕元に着替え一式とタオルを置いておくと、汗を冷やすことなくサッと着替えることができて良いですよ。
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