JASSO奨学金の予約採用…申込期限が過ぎてた人へ。進学後に在学採用で申し込む方法

大学生
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JASSO(日本学生支援機構)の奨学金を利用したかったのに、

「予約採用の申込期限が過ぎていた!」
「高校で申し込むのを忘れてしまった……」

と気づいて焦っている方もいるのではないでしょうか。

予約採用の受付が終了していても、大学・短大・専門学校などへ進学したあとに、「在学採用」でJASSOの奨学金に申し込む方法があります。

わが家でも、息子が大学在学中に在学採用へ申し込んだことがあり、私も手続きを手伝いました。

この記事では、予約採用に間に合わなかった場合の在学採用について、申込みから必要書類の提出までの流れや、特に見落としたくないポイントを実体験も交えて紹介します。

JASSOの案内は情報量が多く、必要な箇所を見つけにくいことがあります。この記事では、在学採用を申し込む際に特に見落としやすいポイントを、実体験も交えてまとめています。
ただし申込期間や手続き方法は学校によって異なります。最終的な申込条件や期限、必要書類については、必ずその年度のJASSO公式案内と進学先の奨学金担当窓口・学内案内で確認してください。

予約採用の申込期限を過ぎたら進学後の「在学採用」という方法がある

JASSOの予約採用は、高校3年生などが進学前に申し込む制度です。

卒業生の場合も一定の条件を満たせば申し込めますが、その年度の予約採用の受付が終了してしまえば、新たに予約採用へ申し込むことはできません。

でも「予約採用に申し込めなかった=JASSOの奨学金を利用できない」というわけではありません。

大学・短大・専門学校などへ進学したあと、在学校を通して申し込む在学採用があります。

JASSOの2026年度「貸与奨学金案内」でも、在学採用は大学等へ進学後に学校の窓口を通じて申し込む制度として案内されています。

「高校で予約採用に申し込み損ねた!」という場合は、進学後の在学採用を確認してみましょう。

在学採用の募集は春と秋に行われる

在学採用の定期募集は、原則として春と秋に行われます。

2026年度のJASSO資料では、春は4月頃から、秋は9月頃から募集が行われると案内されています。

ただしここで重要なのが、実際の申込期間は学校によって違う、ということです。

スカラネット入力下書き用紙にも、「申込期間は学校によって異なるため、在学している学校で確認する」よう明記されています。

そのため入学したら早めに「JASSOの在学採用はいつから申し込めますか?」と大学などの奨学金担当窓口に確認しておくと安心です。

奨学金をできるだけ早く受け取りたい場合は、春の募集が始まってから慌てて調べるのではなく、進学後すぐに奨学金関係の案内を確認しておくことをおすすめします。

学校によっては日本学生支援機構奨学金についての説明を開催してくれますが、そのような説明会は行わない学校もあります。

在学採用はまず学校から申込書類を受け取る

在学採用では、まず在学校から申込みに必要な書類などを受け取ります。

JASSOの案内では主に、

  • 奨学金案内
  • スカラネット入力下書き用紙
  • 奨学金確認書兼地方税同意書
  • 識別番号(ユーザID・パスワード)

などを学校から受け取って手続きを始める流れになっています。

スカラネットへ入力する際にも、学校から交付される識別番号が必要です。

学校によって手続きの進め方が違うことも

わが家の場合、息子が通っていた日本大学法学部で在学採用に申し込んだ際は、スカラネット入力下書き用紙へ記入した内容を学校側に確認してもらってから、申込みに必要な識別番号を受け取る流れでした。

学校によっては、このように申込み前に書類の確認が行われる場合があります。

JASSOの資料にも、学校から別途指示がある場合はその指示に従うよう記載されています。

「ネットから勝手に申し込めばいいのかな?」と思わず、まずは進学先の案内を確認してくださいね。

スカラネット入力下書き用紙を先に記入しておく

学校から書類を受け取ったら、「スカラネット入力下書き用紙」に必要事項を記入していきます。

出典:日本学生支援機構 スカラネット入力下書き用紙
出典:日本学生支援機構 スカラネット入力下書き用紙

実際の申込みはインターネットの「スカラネット」で行いますが、いきなり画面を開いて考えながら入力するよりも、下書き用紙を先に完成させてから入力したほうがスムーズです。

2026年度の下書き用紙では、スカラネット入力の目安時間は30分~1時間と案内されています。

下書き用紙をしっかり記入しておくことが、スムーズにスカラネット入力を進めるポイントです!

入力する内容も多いので、本人だけに丸投げすると「これ、どう入力すればいいの?」と途中で親が呼ばれる可能性もあります。

わが家も息子が在学採用に申し込んだときは、結局私も一緒に内容を確認することになりました。

スカラネットで申込情報とマイナンバーを提出する

下書き用紙の準備ができたら、学校から受け取った識別番号を使ってスカラネットへログインし、申込情報を入力します。

JASSOの案内では、

スカラネットで申込情報を送信 → 本人と生計維持者のマイナンバーをインターネットで提出

という流れになっています。

スカラネットでは入力項目が多く、スカラネットで申込情報の入力後に表示される受付番号も必要になるため、忘れずに控えておきましょう。

奨学金確認書兼地方税同意書を送っただけでは申込み完了ではない

ここは特に注意してほしいポイントです。

「奨学金確認書兼地方税同意書をJASSOへ送ったから、申込みは終わった」ではありません。

JASSOの貸与奨学金案内では、在学採用の申込みについて、

  1. 学校から申込関係書類を受け取る
  2. スカラネットで必要事項を入力する
  3. インターネットでマイナンバーを提出する
  4. 奨学金確認書兼地方税同意書をJASSOへ提出する

という一連の手続きが必要と説明されています。

つまり奨学金確認書兼地方税同意書だけを郵送しても、それだけで在学採用への申込みが完了したことにはなりません。

「書類を郵送したから大丈夫」と思い込まず、

スカラネットの申込情報入力は終わったか? マイナンバー提出は終わったか? 必要書類はすべて提出したか?

まで確認しておきましょう。

奨学金確認書兼地方税同意書は必着期限に注意

スカラネットの申込情報入力期限、マイナンバー提出等の手続き期限、不備のない奨学金確認書兼地方税同意書の必着期限は、それぞれ異なります。

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出典:日本学生支援機構 2026年度におけるマイナンバー提出等の手続き及び「奨学金確認書兼地方税同意書」提出の最終期限
出典:日本学生支援機構 2026年度におけるマイナンバー提出等の手続き及び「奨学金確認書兼地方税同意書」提出の最終期限


特に奨学金確認書兼地方税同意書は簡易書留で郵送するため、不備が見つかった場合は修正・再提出にも日数がかかります。

不備のない書類が必着期限までに受付窓口へ届かなければ、選考に進めず不採用となる可能性があります。


「送ったから大丈夫」と考えるのではなく、不備のない書類が受付窓口に必着するところまでを意識して、締切直前ではなく余裕を持って手続きを進めましょう。

奨学金確認書兼地方税同意書は「読める字」で記入しよう

わが家では、息子が奨学金確認書兼地方税同意書に記入した文字がかなり雑だったため、読み取りにくいとして不備になったことがあったようです。

本人は私に言わず、こっそり不備通知に対応していたようですが……。

文字は上手である必要はありません。大切なのは、誰が見ても読み取れる文字で記入することです。字に自信がない場合でも、急いで崩して書かず、1文字ずつ丁寧に書くようにしましょう。

逆に字が上手な人でも注意が必要です。サラサラと書くと行書体のようになり、判読しづらくなる可能性があります。上手い・下手ではなく、楷書体を意識して、はっきり読める文字で書くことが大切です。

不備があると再提出が必要になり、その分だけ日数もかかります。必着期限ぎりぎりに提出するのではなく、こうした修正の可能性も考えて、余裕を持って手続きを進めましょう。

奨学金確認書兼地方税同意書は簡易書留で郵送する

スカラネットでの申込みとマイナンバー提出が終わったら、「奨学金確認書兼地方税同意書」を提出します。

出典:日本学生支援機構 奨学金確認書兼地方税同意書サンプル
出典:日本学生支援機構 奨学金確認書兼地方税同意書サンプル

2026年度のJASSO資料では、マイナンバー送信後1週間以内に、専用封筒へ入れて簡易書留でJASSOへ郵送する流れになっています。

普通郵便でポストへ投函するのではなく、郵便局の窓口から簡易書留で発送します。

申込みにはいくつもの手続きがあるので「スカラネットは入力したけれど書類を送っていなかった」「書類は送ったけれどマイナンバー提出を忘れていた」とならないよう、一つずつ確認しながら進めると安心です。

申込後もメール・郵便・電話を確認しておこう

必要な手続きをすべて終えたあとも、選考結果が出るまでは連絡を見落とさないようにしましょう。

申込内容などに確認が必要な場合、追加の対応を求められることがあります。

マイナンバーの再提出はメールが届く場合がある

スカラネットに登録するメールアドレスは、誤った個人番号が提出され、再提出が必要となった場合などの連絡に使用されます。

一方で、書類不備や選考結果そのものは、そのメールアドレスへの通知対象ではないとJASSOの下書き用紙に明記されています。

そのため「メールさえ見ていれば大丈夫」というわけではありません。

マイナンバーの再提出などについては登録したメールアドレスに通知が届く場合があります。一方、書類不備などの連絡方法は内容によって異なるため、メールだけでなく郵便や電話にも注意しておきましょう。

最近はメールをあまり確認しない学生もいると思います。

奨学金を申し込んだあとは「奨学金の申込みに関するメールがくるかもしれないから、登録したメールをこまめに確認してね」と家族から声をかけておくのもよいかもしれません。

JASSOからの郵便や不在票も見落とさない

JASSOから確認のための郵便物が届く場合もあります。

簡易書留で送付された郵便物は、不在だった場合に不在票が入ります。

郵便局の不在票の例
郵便局の不在票の例

奨学金を申し込んでから選考結果がわかるまでは、毎日きちんと郵便受けを確認しておくと安心です。

また電話で確認事項の連絡が来る可能性もあるため、その年度の奨学金案内に掲載されている問い合わせ先などをスマートフォンへ登録しておくと、知らない番号からの着信として見逃しにくくなるでしょう。

不備の対応が遅れると…

奨学金は、申込条件を満たしていれば自動的に受給できるわけではありません。

必要な申込手続きを終えたうえで、JASSOの選考を受ける必要があります。

そのため申込み後に追加の対応を求められた場合は、放置せず早めに対応することが大切です。

せっかく申込資格や家計・学力などの基準を満たしていたとしても、必要な手続きが期限までに完了していなければ、選考まで進めず不採用となる可能性があります。

「あとでやろう」と後回しにせず、届いた案内は早めに確認するようにしましょう。

できるだけ早く奨学金を受け取りたいなら入学後すぐに確認を

JASSOの「奨学金案内ダイジェスト」では、申込みから最初の奨学金振込みまでは2~3か月程度かかると案内されています。

そのため「大学へ入学してから申し込めばいいんだから、ゆっくりやればいいや」と思っていると、実際に奨学金を受け取れる時期もその分後ろへずれる可能性があります。

予約採用に申し込めなかった人で、進学後できるだけ早く奨学金を受け取りたい場合は、

入学したら早めに奨学金担当窓口・学内ポータルサイトなどを確認 → 在学採用の書類を受け取る → 下書き用紙を記入 → スカラネット入力・マイナンバー提出 → 奨学金確認書兼地方税同意書を郵送

と早め早めに進めていくのがおすすめです。

まとめ

JASSO奨学金の予約採用の申込期限を過ぎてしまっても、大学・短大・専門学校などへ進学後に在学採用で申し込む方法があります。

在学採用の定期募集は原則として春と秋に行われますが、実際の申込期間や手続き方法は学校によって異なります。

進学したら、まずは学校の奨学金担当窓口や学内ポータルサイトなどで募集について確認してみましょう。

そして申込みでは、

スカラネットへの入力 マイナンバーの提出+奨学金確認書兼地方税同意書など必要書類の提出

まで、それぞれ必要な手続きをきちんと完了させることが大切です。

特に、奨学金確認書兼地方税同意書を郵送しただけで申込みが終わったと思わないよう注意してください。

手続き完了後も、選考結果が出るまではメール・電話・郵便物を確認し、追加の対応を求められた場合は早めに対応しましょう。

予約採用に申し込めなかったことに気づくと焦るかもしれませんが、進学後に申し込める方法はあります。

まずは進学先の在学採用について確認して、申込期間を逃さないよう準備してくださいね。

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