JASSO(日本学生支援機構)の奨学金を予約採用で申し込んだあと、
「結果はいつくるの?」
「なかなか連絡が来ないけれど大丈夫?」
「採用候補になったら、奨学金はいつからもらえるの?」
と気になる方も多いと思います。
わが家では、息子と娘の2人がそれぞれ別の年度にJASSOの予約採用を利用しました。
この記事では2人の実体験をもとに、予約採用の結果がいつ届いたのか、どのように通知されるのか、さらに採用候補者になったあとの流れについて紹介します。
※JASSOの手続き方法やスカラネットの画面・名称などは年度によって変更されることがあります。最新情報は必ず日本学生支援機構(JASSO)の公式サイトや、その年度の「申込みのてびき」で確認してください。
JASSOの予約採用の結果はいつくる?
わが家では、息子が2021年、娘が2025年にJASSOの予約採用を利用しました。
当時の資料を確認してみると、2人とも偶然同じ6月30日にスカラネットから申込みをしていました。
そして選考結果が届いたのは、どちらも11月初旬でした。
つまり申込みから結果がわかるまで4か月以上かかったことになります。
わが家の場合、申込み後に書類の不備などで追加の対応を求められた記憶はありません。それでも結果がわかるまでかなり時間がかかりました。

選考結果がわかるまで、心配で心配で夢に出てくることもありました!
もちろん申込時期や学校、年度、審査状況によって通知時期は異なります。
また提出内容に確認が必要な場合などは、わが家とは違うスケジュールになる可能性があります。
予約採用の選考結果は学校から通知される
高校等を通して予約採用に申し込んだ場合、選考結果はJASSOから学校へ送付され、在学校または卒業した学校を通して本人に通知されます。
わが家も、息子・娘ともに学校を通して選考結果を受け取りました。
紙の選考結果は、学校から「大学等奨学生採用候補者決定通知」または「大学等奨学生採用候補者選考結果通知」を受け取る形になります。
スカラネットからも選考結果を確認できる
娘が申し込んだ当時の「申込みのてびき」には、スカラネットのメインメニューにある「申込状況の確認」から確認できることが記載されていました。
なおスカラネットの表示や確認方法は変更される可能性もあるのでご注意ください。
必要書類の提出を求められる場合もある
「申込みの手引き」P46~47 ページに記載されている書類で、提出が必要なものがある場合はJASSOから郵便で連絡があるという記載もP51にあります。
対応しないと不採用になってしまうかもしれないと書いてあるので、もし提出依頼の郵便が到着したら忘れないうちに対応したほうが良さそうです。
選考結果が出るまでは郵便・電話・メールをこまめに確認
予約採用の申込みが終わったら、あとは選考結果が届くまで何もしなくてよいというわけではありません。
申込内容に不備や確認事項があった場合、JASSOから連絡が入ることがあります。
「申込みのてびき」P51には、不備があった場合は郵送または電話で連絡があることが記載されています。
不備の連絡が郵便で届く場合
郵便の場合は、簡易書留で送付されるとのことです。
そのため配達時に不在だった場合は不在票が投函されます。
選考結果が出るまでは本人宛てに普段見慣れない郵便物や不在票が届いていないか、気をつけて確認しておいたほうがよさそうです。
電話連絡に備えてコールセンターの番号を登録しておく
電話で確認が行われる場合は、「マイナンバー提出専用コールセンター(0570-001-320)」から着信があると案内されています。
「申込みのてびき」では、連絡を受けられるよう携帯電話にこの番号を登録しておくこともすすめられています。
知らない番号からの電話には出ないという人も多いと思います。
奨学金を申し込んだあとは、必要な連絡を見落とさないためにも、案内されている電話番号をあらかじめ登録しておくと安心でしょう。

電話番号などは変更される可能性があります。利用する年度のJASSO公式資料で最新情報を確認してください。
マイナンバーに誤りがある場合はメールが届くことも
「申込みのてびき」P52には、提出したマイナンバーに誤りがあった場合、再提出を求めるメールが送られてくることも記載されています。
メールの送信先は、スカラネット入力時に登録したメールアドレスです。
今どきの子どもたちは、LINEなどのメッセージアプリは頻繁に使っていても、メールはあまり確認しないということもありますよね。
わが家でもそうですが、奨学金の申込みをしたあとは「選考結果が出るまでは、登録したメールアドレスもこまめに確認してね」と、親からひとこと伝えておくとよいかもしれません。

迷惑メールフォルダに振り分けられていないかも、ときどき確認しておくと安心です。
「照会票」が届いた場合は期限までに対応する
申込内容について、JASSO側で確認したいことや疑問点がある場合には、「照会票」という書類が届くこともあります。
「申込みのてびき」P52には、照会票が届いた場合は、記載されている内容を確認して指定された期限までに必要な書類等を提出するよう案内されています。
選考結果が出るまでは登録した連絡先を見落とさないように
予約採用を申し込んだあとは、選考結果を受け取るorスカラネットで結果を確認できるまでは、下記の点を気にしておいたほうがよいでしょう。
・スカラネットに登録したメールアドレスへのメール着信
・スカラネットに登録した電話番号への着信
・スカラネットに登録した住所に届く郵便物
不備や確認事項について連絡があった場合は、できるだけ早く対応することが大切。
必要な対応を行わないままにしてしまうと、選考が遅れたり、場合によっては選考を進められず不採用となったりする可能性もあります。
「もう申込みはできているはず!」と思いこまずに、JASSOから何らかの連絡が来ていないかこまめに確認しておきましょう。
予約採用の結果がなかなか来ないときは学校に確認を
「周りの友達には結果が来ているのに、自分にはまだ来ない」
「申込みからかなり経っているけれど、本当に大丈夫?」
そんなときは、申し込んだ学校に確認してみましょう。
わが家が利用した当時の「申込みのてびき」にも、選考結果の通知時期について知りたい場合は、学校へ問い合わせるよう案内が記載されていました。
予約採用は学校を通して申し込むため、結果の通知時期について心配な場合もまずは学校の奨学金担当窓口に確認するのがよさそうです。
高卒認定試験合格者等の場合はJASSOから直接通知
高卒認定試験合格者等としてJASSOへ直接予約採用を申し込んだ場合は、学校経由ではありません。
当時の「申込みのてびき」では、選考結果はJASSOから本人へ直接郵送されることが案内されていました。
高校を通して申し込んだ人とは通知方法が異なるので注意してください。
採用候補者に決まっても、すぐに奨学金が振り込まれるわけではない
無事に「採用候補者」と決定すると、ひとまずホッとするかと思いますが、ここで注意したいことが!
予約採用の選考結果が出ても、その時点で奨学金が振り込まれるわけではありません。
予約採用はあくまで、大学・短大・専門学校などへ進学したときに奨学金を利用するための制度です。
進学後に所定の手続きを行い、正式に奨学生として採用されてから奨学金の振込みが始まります。
進学前に資金が必要だった場合について、JASSOの「給付貸与奨学金早わかりガイド」に「進学前にお金が必要な場合は?」という項目があり、国の教育ローンなどが紹介されています。
わが家も息子の大学受験時には、受験料を準備するために国の教育ローンを利用しました。
予約採用を利用する場合も、奨学金の初回振込みまでに必要なお金は別に準備しておく必要があります。

教育ローンを利用する場合、必要になる日程のギリギリだと融資実行まで間に合わない可能性もあるので、少し余裕をもって申込手続きをしておいたほうが安心です。
予約採用の奨学金はいつからもらえる?
予約採用で採用候補者になった場合、実際に奨学金はいつから振り込まれるかは、進学後に行う手続きの時期によって変わってきます。
わが家では、息子と娘で初回振込の時期が違いました。

進学届の手続き期限は、学校によって違うので奨学金に関する学校からのアナウンスをしっかり確認するようにしましょう!
娘は4月に手続きして4月に初回振込
娘は大学へ入学後、4月に入ってすぐに進学届を提出しました。
そのため初回の奨学金も4月に振り込まれました。
予約採用の結果が出たのは前年の11月初旬でしたから、採用候補者に決定してから実際に奨学金を受け取るまでには数か月空いたことになります。
息子は手続きが遅れて6月にまとめて振込
一方、息子の場合は進学届の提出が遅くなりました。
そのため初回振込は6月に、4月分からまとめて振り込まれました。

日本大学法学部は、採用候補者決定通知を提出した学生向けの説明会も開いてくれました。
この経験から採用候補者に決定したからと安心してしまわず、大学へ進学したら学校からの案内をしっかり確認して、進学届など必要な手続きを早めに行うことが大切だと感じました。
授業料減免の扱いが大学によって違った
息子と娘は違う大学に入学しましたが、それぞれでの授業料減免の扱いが違いました。
息子が通った日本大学法学部では、受験時に「採用候補者決定通知」のコピーを提出。
入学手続時には支払いをせず、減免額分を差し引いた残りの金額を5月に支払う形だった記憶があります。
一方娘の大学では、入学手続きの際にいったん入学金と前期授業料を納入しました。
その後、授業料減免分が指定した銀行口座へ振り込まれました。
このように同じJASSOの予約採用を利用していても、大学によって授業料等減免の手続きや納入方法が違います。
採用候補者になった場合は、JASSOの案内だけでなく、進学する大学から届く入学手続きや奨学金についての案内もしっかり確認しておくことをおすすめします。

息子と娘で15校ほどの大学を受験しましたが、日本大学法学部のように受験時に採用候補者決定通知を提出する大学はほとんどありませんでした。
まとめ
息子と娘の2人とも6月30日にスカラネットから申し込み、選考結果が届いたのは11月初旬で、申込みから結果がわかるまで4か月以上かかったことになります。
不備や確認事項がある場合には、郵便・電話・メールなどで連絡が来ることがあるので、選考結果が出るまでは登録したメールアドレスや電話番号、住所に届く郵便物をこまめに確認して、対応を求められた場合は早めに手続きを行いましょう。
また通知時期は年度や学校、申込時期などによって異なります。心配な場合は、学校の奨学金担当窓口に確認してみてください。
また予約採用の採用候補者決定通知を受け取っても、進学後の手続きを期間内に行わないと取り消しになってしまいます。
入学後はしばらく忙しい時期なので、本人が手続きを忘れてしまう可能性もあります。「進学届を出して、奨学金の手続きはした?」と親から一声かけてあげたほうがよいでしょう。











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