私立大学の出願書類は、郵便局で書留(+速達)で発送するのが一般的。
でもいくつもの大学を受験すると、その合否発表日との兼ね合いで出願締め切り日間近に出願書類一式を出さなければならない時もあります。
そんな時「大学に持参すれば、ほんとにギリギリの最終日でも大丈夫なのでは?!」と考えてしまいますよね。
実際のところ、出願手続きが効率化されつつある2024年でもそれは可能なのでしょうか?
私立大学の願書は窓口に持参して受け付けてもらえる?
ほとんどの私立大学では、出願に必要な書類は郵送に限るという大学ばかりです。
ただいくつかの大学をチェックしてみたところ、明確に[郵送のみ][持参不可]と書いてある大学と、[郵送してください]というだけで[持参不可]と明記していない大学もあるんです。
その場合は、ダメ元でいちど入試課に問い合わせてみてもよいかと。
しかし郵送でしか出願書類を送れないというのであれば、せめて締め切り日の消印有効にしてほしいですよね。
ちなみに帝京大学は、出願締切日必着ですが板橋キャンパスの入試センターに持参して提出することが可能とのこと。
学習院大学は出願締切日必着、なおかつ持参しての提出は不可と入試要項に記載されています。
大学のよって対応が違うので、注意深く入試要項にをチェックして、疑問点は入試課に問い合わせて解消するようにしてください。
私立大学の願書の締め切り日が必着!そんな時の裏ワザ!?
これは息子が受験した時に、実際に行った方法です。
結論から言うと、願書の提出先住所になっている[◯◯郵便局留]となっている郵便局に直接行って提出するというもの。
どうしてそうしたのか?について説明しますね。
1期(大学によって呼び名は違いますが)で息子が受験したチャレンジ校の結果が、次々と不合格であることが判明。
[なんとかなるかも校]としてリストアップしておいた大学に、願書を出すことを検討しはじめました。
けれど残りのチャレンジ校の合否発表日の翌日が、受験を検討している大学の出願書類必着締切日。
都内から速達で出せばおそらく到着するでしょうが、本当に先方に到着するか?はちょっと不安…。
そんな時にふと提出先が、[なんとかなるかも校]の大学近くの郵便局留になっていることに気づいたんです。
そこで大学の入試センターに電話して「願書の郵送先が◯◯郵便局留となっていますが、この郵便局に必着締切日に持参して発送すれば、必着日に間に合にあわせることは可能ですか?」と質問してみました。
すると「はい。可能です。念のため◯◯郵便局の窓口で発送する際に“今日、必着の出願書類です”と伝えるようにしてください。」と入試センターの人がアドバイスしてくれました。
チャレンジ校は残念な結果となってしまったため、上記の方法で出願し、無事に受理されたという次第です。
どこの学校でも応用可能な方法かは不明ですが、願書の発送先住所が[◯◯郵便局留]となっている大学はけっこうあります。
上記で紹介した方法を行えるかどうか?を大学に質問してみてください。
ただこの方法は、遠方の方の場合は時間と交通費がかかりますし、ギリギリで願書を提出すると受験場所が不便な会場しか残っていないというリスクもあります。
願書は基本的には早めに出しておくほうが安心ですので、状況的に仕方がない時の対処方法だと考えてください。
まとめ
とりあえず出願して、受理されたことが大学のWEBページ等で確認できれば一段落。
でも大学によっては、受験票に写真の貼り付けが必要だったり、郵送で受験票が贈られてきたりとさまざまです。
同時に「◯◯大学の結果次第で、◯日までに△△大学の入学金を収めないとならない」という事態も出てきます。
いくつもの大学を受験していると、入学金納入の締切日が頭の中でごちゃごちゃになってきます。
スケジュール表に書き込んでこまめに確認するようにして、せっかく合格したのに入学金の支払いを忘れてしまった!ということがないように注意してくださいね。
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