駒澤大学の一般入試タイプ:T方式とS方式の違いとは?

大学受験
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駒澤大学の一般入試の受験方式には何種類があります。

そのうちのT方式・S方式について、簡単に説明すると下記のように違います。

T方式は、3科目が各100点の同一配点型で、満点は300点。
S方式は、3科目のうち特定の科目が2倍(200点)になり、満点は400点。

ではさらに詳しく説明します。

ちなみにうちの息子は、S方式で受験して合格しました!

駒澤大学のT方式入試の特徴は?

T方式は、3教科で同じくらいの点数が取れる人むけ。

S方式よりも倍率も低いですし、コツコツと受験勉強をしてきて、3教科まんべんなく点数が取れるバランス型の場合は、こちらがおすすめです。

またT方式がS方式より良い点は、補欠合格候補者になれるということ。(グローバル・メディア・スタディーズ学部はS方式で補欠合格候補者を発表)

入学手続き者が少ない場合、補欠合格の連絡が後ほどくる可能性があります。

もう一つ目を引くのが、入試の成績次第で給付奨学金を受給できること。(ただしグローバル・メディア・スタディーズ学部はS方式での受験者が対象)

内容は、授業料相当額を2回に分けて給付してもらえるというもの。

駒澤大学の2022年度授業料は、759,000円(医療健康科学部は800,000円、グローバル・メディア・スタディーズ学部は790,000円)ですので、かなり大きい金額です。

成績次第では、正規修学年限の4年間ずっと給付される可能性もあります

ただし奨学生になる選考は、出願時になります。
通常の一般受験で出願しないように注意が必要です。

駒澤大学のS方式入試の特徴は?

T方式の説明で書きましたが、S方式はグローバル・メディア・スタディーズ学部以外は、補欠合格候補者になることができないのが最大の難点です。

日東駒専の補欠合格候補者になっていて、合格通知が来た!という話をYahoo!知恵袋でもかなり見かけました。

S方式にすると、その補欠合格候補者になれるかもしれない可能性がなくなってしまうのは痛いです…。

S方式での受験は、下記のような人にお勧めします。

・自他ともに認めるくらいの得意科目がある
・入試まで時間がなく、全ての教科をアップできる時間がない

我が家の息子は英語・国語ともに100点満点中、半分も取れれば良いという状態。

でも日本史が得意だったので、選択科目を日本史にして、仏教学部を受験して合格しました。

ただ高校の進路指導の先生には、受験することを止められました。
(最終的にはしぶしぶ受験を認めて?くれましたが)

その理由は下記の通り。

・得意科目重視型は、その科目に自信のある人ばかりが受験するので難度が上がる
・得意科目重視型は同一配点型より、募集人員が少ないので難度が上がる

実際、息子が合格した駒澤大学仏教学部の2022年度募集人員を見てみましょう。

T方式は26人、S方式は10人。

合格者は、T方式126人・S方式36人、となっています。

パスナビでチェックしてみたところ、T方式の倍率は1.5倍、S方式の倍率は2.0倍となっています。

確かに、S方式のほうが倍率が高いです。

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ただそれでも自信のある得意科目があって、過去問を見てイケるかも?!と思うのであれば、受験を検討してみては良いかと思います。

学部・学科によって、点数が2倍になる科目が違うので注意!

またグローバル・メディア・スタディーズ学部が希望で、駒澤大学の給付奨学金を希望する場合は、こちらのS方式で受験することが条件です。

T方式と同様、出願時に奨学生の選考を申し込まなければならないので気をつけて下さい。

駒澤大学のT方式・S方式に共通のコトとは?

駒沢大学のT方式・S方式入試ともに、人気大学の人気学部と試験日が被っているものが多いです。

それがナニ?と思うかもしれませんが、このような場合、受験者が人気大学のほうに流れるため、ちょっとした穴場になります。

一例を上げると、2月5日は明治大学の全学部統一入試の日。
いちどの入試で、いくつもの学部を出願できるため人気があります。

この日に、駒澤大学では下記の学部が入試を予定。

・文学部心理学科
・経営学部商学科
・法学部法律学科フレックスA
・医療健康科学部
・グローバルメディアスタディーズ学部

他にも、成城大学では2023年度入試から、一般選抜の入試日を拡大。
社会イノベーション学部・文芸学部・法学部で、2月5日に入試を実施すると発表されています。

2022年度までは、2月5日は文芸学部だけでしたので、かなりの機会拡大です。

このように、成成明学獨國武やMARCHの人気学部と被っている、駒澤大学の受験日がけっこうあります。

影響力はささやかかもしれませんが、別途でお金がかかるわけでもなく、わずかでもプラス要素になるかもしれないので、ぜひ受験日の被りをチェックしてみて下さい。

まとめ

以上、駒澤大学のT方式・S方式の入試を、2022年度に受験した我が子の体験を元に述べてきました。

倍率を考えれば、T方式のほうが合格しやすいです。(補欠合格候補者の件もあるし!)

とは言っても、息子にとって武器になるのは日本史のみ。

英語・国語での得点はあまり期待できない以上、自分の得意なものを活かした入試方式を選択するほうが合格可能性が上がると考えて、得意科目重視型を受験しました。

どちらの方式で受験しよう?!と迷っている場合。
最終的には、T方式・S方式の両方の過去問をやってみて、その手応えで決めれば良いと思います。

日にちが違えば、両方の方式で併願することも可能です。
その場合は、2つ目の受験料は5,000円割引で30,000円になる特典もあります。

あなたにとってどちらが有利になるか?、他の大学入試日程との兼ね合いはどうか?、受験料は大丈夫か?、などを考えて出願を決めてくださいね。

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