私立大学受験の一般入試は何校まで受けるのがベスト?我が子の受験体験談

大学受験
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一般入試で私立大学を受験する際、何校までなら受験して大丈夫なのでしょうか?

国公立大学と違って制限はないので、入試日程が被っていなければ受験することが出来ます。

ネットで検索すると、受験校の数についてだいたい同じことが書かれていました。

我が家の息子が塾で受けたアドバイス、実際に息子が受験校を決めた過程も交えてお話します。

この記事は、下記のような人向けです。

・何としても今度の入試シーズンで、誰でも名前はわかるくらいの大学に合格したい人
・大学入試で多くの併願校を受験した実例を知りたい人
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私立大学受験の一般入試は何校までが平均?

ネットで検索し、塾や講師、実際に受験した人の実例などをチェックしまくりました。

すると、受験した私立大学数の平均は3校~5校で、3校が最も多いとのこと。

武田塾は6校~9校を勧めていましたが、他はどれも5校くらいが目安と書いてありました。

息子が通った東京個別指導学院では、10校くらい受験することを勧められました。

その理由として、近年は文部科学省の私立大学定員厳格化方針により、私立大学が合格者数を水増し合格させなくなっていたため、合格のハードルが高くなってしまったから。

ただ2023年度入試からは、この私立大学定員厳格化が緩和されることが発表されています。

とはいえ制限が撤廃されるわけではなく、前年の入学定員数が95%だったら翌年は105%まで可能になったという内容。

そのあたりことも考えて、併願校の数を考えていく必要があります。

併願校の決め方のポイントは?

ネットで検索したところ、チャレンジ校・実力相応校・安全校(滑り止め校)、のレベル別に、それぞれ2~3校を受験することが勧められています。

私はそこに【試験慣れ校】を追加することをお勧めします。

模試を何回も受けていたとしても、本番の試験の緊張した雰囲気はまったく違います。

いきなり滑り止め校を受けたら「ここには絶対に受かっておかなければ!」と気合が入りすぎて、過度に緊張してしまうかもしれません。

実際に息子が受験した際、同じ教室の受験生で試験中に過呼吸になってしまい、試験官と退場していった人がいたとのこと。

息子の場合は、まず大学入学共通テストを受験、その次に試験慣れ校を受験、その次に滑り止め校を受ける形で入試日程を調整していきました。

金銭的に余裕があるなら、試験慣れ校を入試の最初の時期に受けておくことをお勧めします。

また受験する大学を選ぶ際は、次の点も大事なポイントです。

興味のある分野の学部にする

行きたい大学であっても、興味のない学部・学科であったら勉強がしんどくなります。

公式サイトで、どのような内容を、どのような形で学んでいくのか確認しましょう。

自分の地元で受けられる地方会場があるか

受験大学が遠方にある場合、地方都市でも入試を行っている大学かどうかチェック!

他の受験校との兼ね合いもありますが、自宅から試験会場へ行けるほうが、肉体的にも精神的にも楽です。

入試方式をチェックする

絶対的な得意科目があるなら、それを活かせる入試方式がある大学をチェックしてみましょう。

・三教科最高得点重視型
・得意科目重視型
・特定科目重視型
・学部学科重視型
上記のように、いろいろな名称があります。
日東駒専レベルまでなら、このような特色のある入試形式を実施している大学が多いです。

英検2級以上など入試の際に有利になる検定に合格していれば、

受験形式の選択がさらに広がります!

入試日程が連続するのは何日まで大丈夫?

入試を続けて受けられる日数は、連続3日までと書いてあるサイトがほとんどでした。

ただこれは、個人の体力と考え方、受験会場までの移動手段、などの条件によって大きく変わってくる部分だと思います。

ネット検索をしたところ、お子さんを自家用車で受験会場まで送迎し、6日連続で受験したという話もみかけました。

そしてうちの息子は、なんと8日連続で大学受験しました。

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これをこなせたのは、受験シーズンはまだ都心の便利な場所に住んでいたため、受験大学のほとんどに約30分くらいで行けたのが大きかったこともあります。

また高校時代は、ガチ系運動部に所属していたので、平日放課後は部活、週末も遠征のため早朝に出て夜に帰ってくるような生活をしていました。

そのため朝はのんびり出発し、午後早くに終わる大学入試はそんなに大変に感じなかったそうです。

私から見ても、むしろ日を追うごとにギアが上がっていく感じがしましたし、本人自身もそう感じていたそうです。

【3日連続くらいまでと言われているから】と限界を設定しなくて良いのではないでしょうか。

受験生本人が、自分の体力・気力・受験日が連続しても受けたい気持ちがどれくらいあるか?、などを考えて、さらに受験料のことも考えて決めれば良いと思います。

誰かに言われたから受験する・受験しないを決めるのではなく、自分で考えて決めないと、結果が出なかった時に責任転嫁したくなりがちです。

入試日程スケジュールの組み方の注意点は?

入試日程を組む際は、スケジュール表を作りましょう。

学校や塾で、スケジュール表が配られることもありますが、ネット検索するとスケジュール表のテンプレートが公開されています。

プリントアウトして手書きで書き込むタイプやExcelファイル形式、スマホアプリで作られているものなど様々あるので、自分の好みのものを選んで下さい。

息子は、塾でもらったスケジュール表への書込みと、スマートフォンのスケジュール表に入力していました。

親の私は、普通のカレンダーに【大学名・学部学科名・出願締切日・合格発表日・手続1次締切日・手続2次締切日】を書き込んで使っていました。

Yahoo!カレンダーを印刷して使いました

さて、実際に入試日程スケジュールを組むのは、ザックリいうと下記のように進めました。

・まず第一志望校など【絶対に受験したい大学】の日程を入れる
・次に得意科目を活かした受験方式の大学をピックアップする
・通常の配点タイプ(3科目が各100点満点)の大学もピックアップする
・入学1次締切日(入学金を納める最終日)を確認する

合格発表日と手続1次締切日の兼ね合いをよくチェックしておかないと、無駄に入学金を払うことになりかねません。

大学によっては、手続締切日までに大学側に着金していなければならない場合もあります。

出願も消印有効ではなく、必着が条件の大学もあります!

募集要項をよく読んで、スケジュール表にわかりやすく記入してくださいね。

まとめ

私立大学受験の一般入試を何校受けるか?について。

結論は、戦略的に出来るだけたくさん受ける、のがベストというのが、我が子の受験を経験しての答えです。

ただし受験料もかさみますので、その点も考えて最終的に決めましょう。

入試に臨むのは、受験生本人です。

学校の先生や塾の先生のアドバイスを受けつつ、本人が受験することを納得した大学を受けて下さい。

うちの息子が受験した時の入試スケジュールなどは、また別の記事でご紹介しますね。

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