1月~3月は大学受験・高校受験の本番シーズン。
試験日の朝ご飯をどうするか?は悩ましいですよね。
結論から言うと人それぞれかと。
受験生本人に「朝ご飯は食べないからいらない」と言われたら、親としては本当にそれでいいの?!とちょっと心配になります。
でも東大に合格したみきママさんの息子さんは、普段の朝ご飯は食べるけれど、試験日の朝ご飯は食べないで出かけると書いてある記事を読みました。
うちの息子は逆で、普段は朝ご飯を食べないけれど、大学受験試験日の朝食は食べていっていました。
息子が実際に食べていっていたものの話をまじえつつ、受験当日の朝食とお弁当についてまとめました。
受験生が朝ご飯を食べない・食べるは本人次第
当たり前ですが、受験生本人が朝ご飯を食べないほうがいいと言っているのに、無理にしつこく勧めるのはやめましょう。
とはいえ食べたいものが思いつかないだけかもしれないので、こんなものはどう?的に提案するのはよいかと。
うちの息子はお腹が弱いほうで、高校生活では「学校に行く途中で腹が痛くなると困るから」と言って、朝ご飯は基本的に食べないで登校していました。
ただ受験となると早弁できるわけでもないので、試験中にお腹が空いたら集中できないのでは?と朝食におにぎりと味噌汁はどうかと提案してみたんです。
するとしばし考えて「柔らかく煮たうどんが良い」とのこと。
すぐにお腹が空いてしまうのでは?と思いましたが、本人が言うのでそうすることに。
私が仕事のない日は手作りしましたが、仕事のある日はスーパーやコンビニで売っている[鍋焼きうどん]セットを買っておいて、それをパパッ作るようにしていました。
息子いわく「いつもより早起きして朝食の準備をされていると落ち着かないから、市販のものを利用してほしい。」とのこと。
鍋焼きうどんのほか、冷凍タイプのほうとうや味噌煮込みうどんなども美味しいと言って喜んで食べていましたよ。
本音なのか私に気を遣ってなのかわかりませんが、狭いマンションでDKと居室が扉一枚で隔たっているだけなので、ギリギリまで寝たい派の息子にはたしかに気になるのかも?
息子は出発予定時間の1時間以上前には起床したくないそうです(笑)
ただセットになっているものって400円~500円くらいするので、夜に時間がある時は夜のうちにカットした鍋具材をセットしておいて、朝は火にかけるだけにしておいた日もありました。
受験生のお弁当は眠くならない食べ物がおすすめ
朝食は実際に試験開始までの時間があるので、もしお腹が痛くなってもトイレに行きやすいです。
でもお弁当は、食べてからそんなに時間が経たないうちに次の科目試験がはじまります。
そのため食後に血糖値があがりやすいものを食べると、眠くなってしまう可能性も。
簡単・手軽に食べられるお弁当というと、おにぎりやサンドイッチが思い浮かびますが、特に白米のご飯・白い小麦粉を使ったパンなどは、いわゆるGI値が高いため血糖値が上がりやすいです。
ご飯なら発芽玄米を使う、パンならライ麦パンや全粒粉パンを使うことで低GI値になります。
ライ麦パンや全粒粉パンは、スーパーでもごく普通に販売しているので手に入りやすいかと。
ただ市販の発芽玄米ご飯は、ボソボソするものが多くて味はいま一つ。
そこでご紹介するのが、私も旧モデルを使っているなでしこ健康生活。
普通の玄米を発芽させて、発芽玄米にして炊飯してくれるという優れもので、失敗なく美味しい発芽玄米ご飯を作ることが出来ます。
出来上がりのご飯は黄色みを帯びたツヤツヤで、食感は少しプチッとしますが固くはありません。
冷めても変なにおいがしてくるようなこともなく美味しく食べられます。
とはいえ絶対に白ご飯でなければ嫌だ!という場合もあるかもしれません。
そんな時は、先に野菜や肉・魚といったおかずを食べて、最後のご飯を食べるようにすると血糖値が上がりにくくなるとのこと。
具だくさん入りのスープや味噌汁を保温できるスープポットに持っていくのもオススメ。
大根・長ネギなら低GI値ですし、そこにベーコンorソーセージを入れればちょっとボリュームもあるので、体も温まって良いでしょう。
ただ大学受験の場合、午前の試験科目が終わった時の答案回収と確認、午後の試験科目が始まる前の着席時間が意外に早いこともあって、ゆっくりとお昼ご飯を楽しむほどの時間はないことが多いです。
そのためかガッツリお弁当を食べている人は、意外に少ないとの息子談。
息子自身はお弁当のかわりに、ホットのほうじ茶を水筒に入れたもの・携帯食のSOYJOY(ソイジョイ)・ミックスナッツの小袋を持参。
その時の気分によって食べたり食べなかったりで、試験終了後にマックやスタバに立ち寄って軽く食べてから帰宅してくることが多かったです。
あと非常時用にスポーツドリンクゼリーを1つ持っていっていました。
まとめ
以上、受験当日の朝ご飯とお弁当について、息子の大学受験時の体験談をまじえてまとめました。
親としてはあれもこれもしてあげたい気持ちになりますが、ありがた迷惑になってしまう場合もあります。
希望は聞いて、アドバイスはしつつ、無理強いはしないのが良いかと。
特に我が家の息子のように、お腹の調子が悪くなりやすいタイプは、食べたことが刺激になってお腹グルグル状態になりかねません。
冬の寒い時期ですし、体を冷やさない食べ物・飲み物を選ぶことも大事です。
ふだんから体は丈夫!と思っている人も、受験はストレスがつきものですので、食べ物・飲み物には気をつけて受験に臨んでくださいね。
努力した結果が試験当時に出せるように祈っています。
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