ベネッセ老人ホームの口コミを入居者家族の私が考察した7つのポイント

老人ホーム
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ベネッセの老人ホームの評判を検索してみたところ、本当の入居者家族が投稿した口コミ情報なのだろうか?と、目を疑うような悪い口コミを発見。

酷評とも言えるほどの内容で、私の母が入居しているベネッセの老人ホーム【リハビリホームまどか】の状況とは違っていて驚きました。

実際に私の母が入居しているので、娘の私がその口コミについて、1つ1つ検証してみました。

私の母は、認知症で要介護1でしたが、1人で在宅することが難しくなったために入居。

生来の気難しさもあり、認知症が進んでいく一番たいへんな時期に、母のケアをプロにお願いできて感謝しています。

ベネッセスタイルケアの老人ホームを検討されている方に、ぜひ参考にしていただければと思います。

※あくまでも個人の感想・見解です。

ベネッセ・老人ホームの評判の7つの口コミ

入居契約時に交わした書類です

ベネッセスタイルケア運営の有料老人ホームは、特徴や利用料により、主に6つのシリーズに分かれています。

アリアが一番利用料金が高く、表の下にいくにつれてリーズナブルな料金設定です。

大まかに下記の表にまとめてみました。
料金は、入居金なしの月額支払型の場合です。

※介護保険料は別途必要
※全室個室、トイレ・洗面台アリは共通
※部屋の広さ、立地、設備、サービス内容によって料金が大きく異なる

特徴 職員体制 食事 敷金 月額支払型料金
アリア 高級老人ホーム。24時間看護職員が常駐。
全室に床暖房有。
2:1以上
(一部ホームは2.5:1以上)
ホーム内の厨房で調理。旬の食材・器・盛り付けにもこだわり、月2回のイベント食有。 約200~500万円 約60~460万円
グラニー&グランダ アリアに次ぐ高級老人ホーム。おもてなしの心と、こだわりのサービスが特徴。 2.5:1以上
(一部ホームは3:1以上)
ホーム内の厨房で調理。四季の味覚や彩りを考えた食事で、季節ごとのイベント食有。 約80~500万円 約30~200万円
ボンセジュール おしゃれな雰囲気の中堅ランク老人ホーム。我が家のようなくつろげる空間を意識。 2.5:1以上
(一部ホームは3:1以上)
ホーム内の厨房で調理。栄養バランスは勿論、季節感のある料理を提供。月1回の行事食有。 約25~420万円 約20~95万円
くらら グループケアがコンセプト。少人数ユニットケアで運営の老人ホーム。 2:1以上 ホーム内の厨房で調理。グループごとに、それぞれにリビングで温かい食事を提供。 約60~80万円 約35~45万円
まどか リビングを中心とした空間で、家庭的な雰囲気の老人ホーム。 3:1以上 ホーム内の厨房で調理。各フロアのリビングで、家庭的な料理を提供。 約50~85万円 約25~40万円
ここち 地域住民とも交流し、その土地と共創しているホーム。 3:1以上 セントラルキッチンで製造して配送。栄養バランスが考えられた食事を提供。 約45~180万円 約20~45万円

ネットで見つけた口コミの内容は、どのシリーズについてなのかがわからないものがほとんどで、そのことも口コミに疑問を感じた理由です。

私の母が入居しているのは【まどか】シリーズ。

入居者家族として、ネットの口コミについての感想を述べていきますね。

食事がまずい

ベネッセスタイルケアの老人ホームではホーム内の厨房で調理したものが、ほとんどのシリーズで提供されています。

母の入居しているリハビリホームまどかも厨房調理で、何かにつけて一言いわなければ気が済まない母が「食事が美味しい」といつも完食。

そのためこの口コミ内容は意外でした。

ただこの口コミでは食事が外注と書かれてありました。

調べてみたところ【ここち】シリーズだけは、セントラルキッチンで調理されたものが配送される形とのことなので、ここちシリーズに入居されている方の感想ではないかと推察します。

食事が美味しく感じられないと、日々の生活がつらく感じてしまうかもしれません。

ベネッセの老人ホームには

体験入居、有料ショートスティ、見学時の試食システムがあるんですよ。

食事について心配な場合は、これらを利用して本入居前に食事を確かめてみることをお勧めします。

何かと保証人に連絡がありケアさせる

私は母の保証人になっていますが、これまでホームから、直接的な母のケアを求められてことはないです。

ただ処方薬の変更、母の言動の変化、ケア内容の変更、介護用品の購入など、確かに必要があればホームからの連絡が続くことはあります。

そのような場合、必要事項は電話での確認と郵送で書面のやり取りが基本です。

何かある時は、このような書面が郵送で届きます

保証人が出向くことが必須だったのは、母が1ヶ月ほど入院した際の入院時と退院時のみです。
これは入院手続きの制度上、しかたがないこと。

普段の医療機関の受診に関しては、ホームと提携している医療機関であれば別途料金がかかることなく受診時の付き添いをしてもらえます。

また母がまだ私に電話をかけてこられる状態の頃、私に対して暴言レベルの発言を繰り返す事が多くて、私の気持ちが疲れてしまったことがあります。

この時は、すでに母が自身の携帯電話の使用法をわからなくなっていて、ホーム事務室の電話を借りてかけてきていました。

認知症が進んでいく過程で、母は被害妄想が強くなって激しい言葉を浴びさせられることもしばしば…。

そのことをホームの看護師さんに話したところ、母が私に電話をかけたいと言った際は、少し様子をみて電話をかけなくても済むようであれば回避するという対応をとってもらえたのです。

当時は私自身も体調が良くなかったため、

ホームの対応はとても助かりました。

この口コミでは、時間も考えずに緊急以外のことでもホームからの電話連絡が入ると書かれていましたが、母の入居しているホームからはそのようなことはこれまでありません。

コロナ禍の面会制限が厳しすぎ

この口コミには、面会制限が厳しすぎて2ヶ月で15分間しか会えなかった、と書かれていました。

2020年にコロナ禍が始まった頃の面会制限は、実際にかなり厳しかったです。

丸1ヶ月ほど面会不可の期間もありました。

面会が再開されても、当初は15分間までだった記憶がたしかにあります。

しかしその当時は未知のウイルスであり、対応として仕方なかったことだと思っています。

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そのかわりとしてWEB面談がパソコンやスマートフォンを通じてできるようになりましたし、新型コロナウイルス流行の様子に合わせて、面会に関する制限はその都度調整されています。

新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでからは、面会者が2回接種済であれば、居室で1時間まで可能になりました。(2022年10月現在は3回接種済が条件)

集団生活をしている場ですし、入居者は病気に対する免疫力が弱くなってきている高齢者です。

まだわからない部分も多い新型コロナウイルスに罹患する確率を減らすためにも、面会制限があるほうがむしろ私は安心感があります。

掃除が雑で部屋がホコリだらけ

母が入居しているホームのフロア内・居室内は、面会で何回も入ったことがありますが、ホコリや汚れなどが目についた記憶がありません。

この口コミを書かれた方は、お掃除の仕上がりにかなり敏感な方なのかなと思います。

母の面会に、私の子供たちも一緒に行ったことがありますが、リハビリホームまどか館内の清潔さと明るさに「老人ホームって暗くて雑然としているイメージがあったけど、印象が変わった。」と感想を言っていました。

館内は清潔に保たれていることはもちろんですが、どこも整理整頓されており、季節やイベントにちなんだ飾りつけもあります。

この他にも、同シリーズのまどかを2か所見学しましたが、ホコリが気になるようなことはありませんでした。

そのため、掃除がきちんとされておらずホコリだらけだった、というこの口コミには驚きました。

手がかかるようになったら退去を匂わせ

私の母はもともと気難しい性格で、プライドも高いという、身内からみても扱いがたいへん系の人。

認知症が進んでいって自分では出来ないことが増えていく過程で、その傾向はさらに増強。

ホームに母の様子を尋ねると、かなり手間をかけてしまっている様子が伝わってきました。

しかしそれでも退所を匂わせられるようなことはなかったです。

とはいえ人によっては手間をかけていることが気になるあまり、ホームから電話連絡があると退去を匂わせられているように感じてしまうこともあるのかもしれません。

退去の必要があれば、その理由と共に話があるはず。

ホームから親の様子について連絡があっても「退去を匂わせているのかも?!」と考えなくて良いでしょう。

施設から洗濯物を渡される

これは使わなくなった衣類を持ち帰るようにホームから依頼された、ということなのかなと思います。

日常の洗濯物を、私はホームから渡された経験はないです。

公式サイト内にも、衣類はスタッフが洗濯することが明記されています。

余談ですが、私が見学させてもらったベネッセスタイルケアのある老人ホームでは、入居者が使用できる洗濯室を併設。

本人が希望すれば自身で洗濯可能でした。

お風呂が1週間に1回だけだった

もしかしたら新型コロナウイルス感染防止対策の影響で、入浴回数が少なくなっていた時期の経験を口コミした内容なのかもしれないです。

リハビリホームまどかの規定は、週2回の入浴となっています。

ただ新型コロナウイルス流行のため、感染機会を減らすための対策で週1回となった時期もありました。

入浴回数が減った際は、清拭等で対応して清潔は保ってもらえます。

また今は規定通り、週2回の入浴に戻っています。

良い老人ホーム探しのコツとは?

まず親の様子をみていて「近いうちに、親が1人で自宅で過ごすのは難しくなるかもしれない」と感じたら、いくつかの老人ホームを実際に見学しておくのがおすすめです。

落ち着いて見学できる時間のある時なら、冷静にホームを比べることができます。

備えあれば憂いなし!

私は、有料老人ホーム検索サイト大手のLIFULL介護で、老人ホーム探しをしました。

希望の条件を選択し、検索結果から10か所ほどに資料請求。

パンフレット比較検討して、その中から実際に現場を見てみたいと思うホームをチョイス。

見学予約をして、5か所の施設を訪問となりました。

2日間で5か所を回るという弾丸ツアーのような見学で、とても疲れた記憶があります。

ただこの時に思い切って見学していて、本当によかったです。

突然のアクシデントで、母の居場所確保が出来なくなった時に、慌てずに済みました。

またスムーズな入居を可能にしたポイントは2つ。

  • 緊急事態になる前に資料請求と施設見学をしておいたこと
  • 見学に同行してくれたお客様相談担当に見学後も連絡をとっていたこと

また、いつ母の入居が必要になるかわからないため、たまにホームの空き状況をお客様相談担当の方に質問したりしていました。

本気で入居を考えていることが先方にも伝わります。

つまり、見学に行く・連絡を取るなど、実際に動くことが良い老人ホーム探しのコツと言えます。

>LIFULL介護の公式サイトを見てみる

私も利用したLIFULL介護とは?

LIFULL介護は【らいふるかいご】と読みます。
業界最大級の有料老人ホーム検索サイトです。

日本全国38,000件以上の施設が掲載されています。

私がLIFULL介護が使いやすいと思った、主なポイントは下記の3つ。

  • 検索時の希望条件設定が細かく出来る
  • お気に入りリストに追加機能がある
  • [施設探しのやることリスト]が親切

ポイント1つ目は、入居一時金や月額費用の希望が、他の老人ホーム検索サイトよりも細かく設定できること。

そのため希望する条件のホームにたどり着きやすいです。

ポイント2つ目は、お気に入りリストへ登録できること。

いきなり資料請求リストにチェックを入れるのって抵抗がありませんか?

LIFULL介護なら、まずはお気に入りリストに追加して、あとでゆっくり比較検討できるんです。

さらにポイント3つ目として、[施設探しのやることリスト]があること。

慣れない老人ホーム探しを進めていくために必要なことを、最初から順序立てて解説。

動画で流れを確認してから、具体的な内容を読む形なので理解しやすい作りになっています。

[施設探しのやることリスト]はスマートフォン対応オンリーです

LIFULL介護は、老人ホーム検索サイトのアンケート調査で、No.1。
さすがの使いやすさです。

LIFULL介護を通して入居すると、一部の施設では入居後1年間の保険が無料でプレゼントされる特典もあります。

老人ホームを検索するサイトの中で、私がイチオシするサイトです。

>LIFULL介護の公式サイトを見てみる

まとめ

以上、ベネッセ老人ホームに関する口コミに対する私の感想と、実際に経験して感じた老人ホーム探しのコツについてまとめました。

7つの悪い口コミを読んだ際はとても驚きましたが、人によって感じ方や印象が違うのは仕方のないこと。

ただこの悪い口コミだけを読んだら、ベネッセの老人ホームを検討している人が不安を感じてしまうのではないかと思って、実際に母が入居している娘の見解を書いた次第です。

先日母に会いに行ったのですが、これまでと変わらず綺麗にケアされていて、大事に扱ってもらっていることが一目でわかりました。

母に「何か困っていることはない?」と尋ねたところ、「大丈夫」という返事でした。

入居してからの対応・経緯を含めて、安心してリハビリホームまどかにおまかせできています。

老人ホーム選びで後悔しないためには、必要性を感じ始めたらすぐに動き始めることをおすすめします。

まずは希望条件の中から、関心をもった老人ホームの資料請求をして比較検討してみましょう。

LIFULL介護なら、希望の条件を設定して老人ホームを検索できます。

老人ホームの基礎知識や役立つ情報も、わかりやすく書かれたものが多く掲載。
ぜひチェックしてみてくださいね。


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