インフルエンザは潜伏期間でも感染するか？またその感染期間はどのくらい？

インフルエンザは他の人に移りやすいことで有名です。

では実際にインフルエンザウイルスがまだ潜伏期間で自覚症状がなくても、他の人に感染してしまう可能性はあるのでしょうか？

また感染させてしまう期間はどれくらいなのでしょうか？

はい。潜伏期間でも感染させてしまいます。

インフルエンザウィルスの潜伏期間（感染してから発症まで）は、1日～3日です。

そして発症2日前から（他説では発症1日前から）感染力がある＝他の人に移してしまう可能性があります。

とはいっても感染したから必ず発症するわけではないですし、「家族がインフルエンザを発症したので、潜伏期間中は仕事を休みます」というわけにもいかないので困りますが…。

とりあえず家族内でインフルエンザを発症したが出たら、仕事や学校へはマスクをして行くのがエチケットです。

自分自身の予防対策にもなりますし一石二鳥！

さらにイザ同じ職場orクラス内でインフルエンザ発症者が出たとしても「アイツに移された！」という印象を減らすことに役立つでしょう。

正直、インフルエンザの流行時期に通勤・通学をしていたらどこで移されるかなんてわからないものですが、身近に感染源と思われる人がいると犯人扱いされかねませんので、自分自身の予防とイザというときの自衛策にマスク着用をオススメします。

さて気をつけていたとしても発症して罹ってしまう時もあるのがインフルエンザ。

発症前は2日前から感染力があると上記で述べましたが、発症後はいつまで感染力があるのでしょうか？

まず感染力が特に高いのは発症から3日間。

特に熱の高い状態の時は多くのインフルエンザウイルスを排出しているので、感染力が強いです。

熱が下がっても発症から5日間＋解熱後2日間は感染力があります。

抗インフルエンザ薬の処方を受けるとすぐに熱が下がることがありますが「発症した翌日中には熱は平熱になったし、まだ発症から4日目だけど元気だから仕事or学校へ行くぞー！」ということのないように…。

高熱を出すと体力が落ちるのが普通です。
そんなときに人混みに行けば、また別のウィルスに感染してしまう可能性がふだんよりも高くなります。

無理をせずに、しっかり睡眠と栄養をとって体を休めるようにしましょう。

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